ロートの朝活。目的は、“自分磨き”だけではありません

2016年7月29日

早起きして、朝の時間を有効に活用する朝活。仕事の効率が上がる、退社時間を早められるなどさまざまなメリットがあり、多くの企業が実施しています。ロート製薬でも、7月上旬から朝活をスタート。まずは20~30代の女性社員が参加し、朝食を摂ったり、運動をしたり、朝の時間を有意義に過ごしています。なぜ、朝活を女性社員からスタートしたのでしょうか?魅力を備えるための“自分磨き”だけが目的ではないのです!

朝食、運動。ロートの朝活メニューとは?

▲朝食を摂りながら、情報交換。有意義なコミュニケーションの場にもなっています

始業時間の約1時間前。朝活に参加する女性社員が出社します。集まっているのは、20~30代の約20人。
ロート初の試みであるこの朝活は、彼女たちが朝食を摂ることから始まります。さまざまな部署の社員が参加しているので、仕事ではかかわらないメンバーとのコミュニケーションの場にもなっています。

朝食は、サラダやパン、スープなど栄養バランスが考えられたオリジナルのものを用意。葉酸、ミネラル、食物繊維、ビタミン、たんぱく質など、女性に欠かせない栄養素を摂ることができます。
食事を摂りながら、夢中になっている趣味や、取り組んでいる仕事のことなど伝え合うメンバーたち。普段慌ただしく過ごす彼女たちにとって、朝活はゆとりある時間。そこでの情報交換は、とても有意義なものになっています。

▲この日の体幹トレーニングには男性社員も飛び入り参加!

また、朝活のメニューとして、体幹トレーニングを実施する日もあります。体幹トレーニングとは、文字通り、体の幹となる胴体部分の筋肉を鍛えるもの。姿勢がよくなり、それによって腰痛や肩こりの改善などが期待できます。指導に当たるのは、フットサルやマラソンなど、普段からスポーツに親しんでいる20代の女性社員。彼女の指導は本格的で、なかなか鍛えられない筋肉を使っていることが実感できたり、心地よい達成感が得られたり、参加者にはそれぞれに喜びがあるようです。

体幹トレーニングがない日は、早めに仕事に取りかかるなど、朝の時間を自分のために有効に使っています。

栄養を摂るだけではなく、自分の健康に向き合うために

ロートに在籍する社員は約6割が女性。いつも元気・笑顔で、いきいきと輝いてもらいたいという思いはもちろんありますが、ただそのために、栄養バランスの整った朝食を提供したり、トレーニングを実施しているわけではありません。

この朝活で大切なのは、まずは自分の身体に向き合うこと。
朝食を摂ることで、まず自分自身の健康を考えてもらうことが大きな目的だったのです。

▲これまで朝食を摂っていたか、栄養バランスを考えているか?朝活は自分と向き合うきっかけに

厚生労働省の調査によると、働き盛りである20~30代女性の朝食欠食率がとても高いことが分かっています。特に20代女性の欠食率は23.5%と全体で最も高く、30代女性の18.3%がそれに次いで高い数字になっています*1

それに加えて、女性の“痩せ”も問題になってきています。厚生労働省が示す、18~29歳女性の推定エネルギー必要量は1950kcal、30~49歳は2000kcaとなっていますが*2、実際のエネルギー摂取量平均は、20代女性が1662kcal、30代女性で1651kcal*3と、どちらも必要量を満たしていません。そればかりか、食べ物が豊富にあるこの時代に、なんと戦後の食糧が乏しかった時代のエネルギー摂取量平均値1696kcal*4よりも低いのです!
洋服が似合わなくなる、老けて見えるなど、見た目の美しさのために、体重の増加を極度に恐れていることが痩せの原因のひとつなのかもしれません。

女性が食をおろそかにしがちな今だからこそ、ロートは朝食を摂ることを考えた、朝活を実施しました。

朝活の参加者を、20~30代の女性社員に限定して募ったのには、ここに理由があります。忙しさやダイエットを理由に朝食を欠食していないか?摂らない日と摂った日にはどんな違いを感じたか?朝食を摂ることを通じて、自分自身の問題、そして、自分自身と同じ年代の女性が抱える問題に向き合ってもらうためだったのです。

会社も社会も。“働く”を健康に。

ロートが目指しているのは、世の中を健康にすること。その目標に向かうために、ロートの社員自身がまず健康でなくてはなりません。ロートの女性社員は、妻であり、母である者も多く、日々忙しく生きています。しかし、それで朝食も摂らずに仕事を続けていては、真の健康を作ることはできません。

自分自身の身体と心に向き合い、健康を考えることが、世の中の健康を考えることにもつながっていく。ロートはそう考え、そのきっかけとして朝活をスタートさせました。

働くことから健康を考える。ロート社員から生まれた健康が、社会へも広がっていくように。朝活は、その取り組みのひとつなのです。


*1:厚生労働省「平成26年国民健康・栄養調査結果の概要」第2部 第2章 栄養・食生活に関する状況
*2:厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2015年版)」の参考表 推定エネルギー必要量
*3:厚生労働省「平成26年国民健康・栄養調査結果の概要」≪参考≫栄養素・食品群別摂取量等に関する状況
*4:厚生労働省「昭和22年(1947年) 国民栄養の現状」第1表 栄養摂取量(1)都市より

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