美容上級者も見落としがちな、〇〇ケアとは?

2017年5月2日

女性にとってスキンケアは欠かせないもの。でも、真の美と健康を願う女性にとって、見落としがちなケアがあるのです。特に、30~40代の女性にとって、考えるべきケアとは?入社以来肌の研究を続け、『オバジ』などスキンケア商品の開発に携わってきたロートの女性研究者に聞きました。

意外?肌と同じ、弾力が必要な部分とは

いつまでもヘルシーで美しくありたい。女性なら誰もが持つ、そんな願い。きっと日々のスキンケアを大切にしていることでしょう。
ただ、真の美と健康を目指すためには、スキンケア同様に、とり入れるべきケアがあります。それは、“歯ぐき”のケア。特に30~40代の女性にとってそれが重要であると『オバジ』などのスキンケア商品の開発に携わってきた女性研究者は話します。
「肌と同様、口元も見た目年齢に大きく影響します。電動歯ブラシでのブラッシングやホワイトニングなど、歯のケアには関心が高まっていますが、歯ぐきのケアをとり入れている方は、意外と少ないように感じています」

彼女は、この春発売になった、ロート製薬初の“歯ぐきの治療薬”を発案した人物。
健康な肌を作る“弾力”について研究を進めるうちに、健康な歯ぐきにも同じく弾力が必要であることがわかったのです。

「肌の弾力に欠かせないのが“コラーゲン”。美容にいい成分として知られていますが、
実は、歯ぐきにもコラーゲンがたくさんあることがわかりました。弾力で健康を作ることができるならば、これまでの肌の研究が役に立つ!と考えたのです」

口の中の健康は、全身の健康につながる

歯ぐきの中でも特にコラーゲンが多いのは歯根膜(しこんまく)。歯を支えている骨と歯の根の間にある薄い膜が歯根膜です。
歯を支えたり、歯にかかる力を逃すなどの重要な役割を担っています。

「歯根膜は健康な歯を守るためのオールラウンダー的存在。ただそんな歯根膜も歯周病によって破壊されやすくなります。結果、50歳を過ぎたころから歯の本数は減りだし、80歳以上では健康なときの半分くらいになるとも言われています。歯を失うと見た目年齢にも大きく影響しますし、食べるものも制限されてしまいます。

「歯周病は、歯を失う原因となるだけでなく、糖尿病や心臓病など怖い病気とも関係しています。いわば、口の中の健康は全身の健康を作る第一歩。口の中から健康を作ることこそ、“健康を作る会社”として、ロート製薬が挑戦すべきだと、思いを強くしたんです」

歯ぐきケアの常識をくつがえす“再生”という発想

では、どんなアプローチをするか。
「ロート製薬が開発するからには、従来のケアでは注目されていないところにポイントを当てて、皆さんがこれを待ってた!と思ってもらえるような製品を作りたいと思いました」
そこで着目したのは、肌がもともと備えている“再生する力”。
健康な状態に戻ろうとする力を、歯ぐきケアにもに応用できると考えたのです。

それまでの歯ぐきケアは、ブラッシングでの予防や、殺菌などで歯周病の進行を抑制するのが常識でした。つまり、歯周病にならないようにする、弱った状態をそれ以上悪くしないようにすることが目的。彼女の“本来の歯ぐきへの再生”を目指すという考え方は、それまでの常識を覆す、新たな発想でした。

「最先端をいくアメリカの医療現場では、すでに歯ぐきの再生療法が普及していました。日本の歯科医院でもこれから行われることになるはずです。症状が進行してしまう前に、“再生”発想のセルフケアが、ますます大切になってくると思います」

ある成分に、“再生”を支える新たな働きを発見!

彼女が注目したのが、カルバゾクロムという成分。
「カルバゾクロムは出血を止める成分として知られているのですが、研究を進めるうちに、コラーゲンを作る力、そしてコラーゲンの分解を抑える力が高いことがわかってきました。歯周病にかかると、どんどんコラーゲンが破壊されていきますから、まずそれを止めて、その上でコラーゲンを増やす。それが、“再生”の足掛かりになると考えています」

研究者として、一番の喜びは通常「いいデータが出たとき」だそうですが、
今回は“商品が完成したこと”が一番大きな喜びだったと話します。

「ロートでは初の歯ぐき治療薬で、完成までに長い時間がかかったというのもありますが、これまで培ってきたものを、肌だけでなく、歯ぐきにも応用できたことが嬉しい。
そして、歯周病に悩む方々へ、“再生への一歩”を進むことができる希望をお届けできることが、私にとって大きな喜びになりました」

未来の健康作りを、今から始める!

進行しても痛みなどを感じないことから、沈黙の病と言える歯周病。
大切な歯を失う前に、30~40代から歯ぐきのケアを始めましょう。

歯磨きをしたときに出血する、歯ぐきが腫れたように感じるなどがあったら、歯ぐきが弱ってきているサイン。見逃さないで、ケアを始めるきっかけにしましょう。
それが、きっと未来の健康を作る一歩になるはずです。

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