ABCクッキングスタジオと共同プロジェクトが始動!いつかママになるために今から始めるカラダづくり

2018年5月23日

2018年4月17日、ロート製薬はABCクッキングスタジオとの共同プロジェクトとして、「いつかママになるために、今から始めるカラダづくり」セミナーの開催を発表しました。女性のライフスタイルが変化する中、妊活に関する正しい情報を届けることで、「いつか子どもを」と願う女性の健康をサポートしたい─。ロート製薬がこのプロジェクトに込めた思いを、記者会見の様子とともにご紹介します。

瘦せ型体質や不規則な食生活…現代女性の深刻な健康問題

「女性活躍」「女性が輝く社会」という言葉が躍る現代、女性のライフスタイルは変化し、多様なものとなってきています。総務省の調査では1980年時点で専業主婦世帯が1,114万世帯、共働き世帯が614万世帯だったのが、2016年には前者が664万世帯、後者が1,129世帯と、完全にその値は逆転しています。

その一方、働く女性がさまざまなストレスに晒され、問題を抱えているのもたしか。1,300名強の働く女性を対象とした『まるのうち保健室報告書-働く女性白書-』では、20~30代の女性就業者212名のうち朝食を抜いている割合は36%と、食生活の乱れが顕著に見られます。中でも深刻なのは、「痩せ」問題。

「厚生労働省が発表する日本人女性のBMI値は戦後以降下がり続けていて、特に20~30代女性は極端な『痩せ型』です。一日のエネルギー摂取量の平均値も、戦後直後の1946年2月時点よりも少ない状況なんです」と話すのは、ロート製薬広報・CSV推進部の岡野亜矢子。

▲ロート製薬広報・CSV推進部岡野亜矢子

「赤ちゃんの生育に大切な4栄養素『鉄分・葉酸・カルシウム・亜鉛』の20~30代女性の摂取状況は、妊娠時推奨量を大きく下回っています。また、生まれてくる赤ちゃんも10人に1人が2500g未満の低体重児。これは、先進国の中でもっとも高い比率なのです。これからの時代、働く女性が増えていく中で、自分の身体や食生活と向き合い、早いうちから正しい知識をつけ、いつか妊娠を望んだ時に『知っていてよかった』と気づいてもらえたら、という思いがありました」(岡野)

二社のコラボレーションが「食と健康」の架け橋に

▲ロート製薬代表取締役会長兼CEOの山田邦雄(写真左)と、ABCクッキングスタジオの松谷正輝代表取締役社長(写真右)

そんな背景から立ち上がったのが、料理教室などを運営するABCクッキングスタジオとの共同プロジェクト。2018年4月17日、「いつかママになるために、今から始めるカラダづくり」セミナーの開催を発表しました。

丸の内ABCクッキングスタジオで行われた共同記者会見では、ロート製薬代表取締役会長兼CEOの山田邦雄とABCクッキングスタジオの松谷正輝代表取締役社長が揃って登壇。

「意外な組み合わせだと思われるかもしれませんね。けれどもこうして、二社が手を組み、『いつかママになりたい』と願う女性の健康のために立ち上がったわけです」と話すのは、会長の山田。現代女性の健康を支える上では、日々の“食”の見直しが欠かせないと考える中で、食や栄養学にも精通し、「楽しく料理を学ぶ」レッスンのノウハウを持つABCクッキングスタジオに白羽の矢が立ったのです。

「当社のメインターゲットは20~30代の女性。近年、お客さまの志向は多様化し、とりわけ健康への関心の高まりを受け、2012年からはヘルスケア事業を展開。管理栄養士らとともにセミナーやレッスンを行っており、妊活セミナーも2012年から実施してきました」と話すのは、ABCクッキングスタジオの松谷社長。「今回、健康について知見のあるロート製薬とタッグを組むことで、より知識にも厚みを持たせていきたい。食と健康の取り組みによって、女性の活躍をサポートしていきたいですね」と期待を寄せます。

実は、さかのぼること約8カ月、昨年の9月にロート製薬とABCクッキングスタジオは共同で妊活セミナーを開催していました。

セミナーでは、産婦人科医の宋美玄先生を迎え、妊娠に関する基礎知識や妊娠前にやっておきたいことをレクチャーいただくとともに、ABCクッキングスタジオによる「妊活に向けた食事作り」と、ロート製薬は妊活のサポートとして排卵日検査薬を紹介し、大きな反響を得ました。

「どのセミナーでも女性たちがメモをとって真剣に話を聞いてくださり、熱心に質問される方も多くいらっしゃいました。非常に強い関心が寄せられている反面、『検査薬を初めて手にとった』という方も多く、まだまだ情報発信が不十分なことを実感しました。このコラボレーションを進化させることで、女性の健康や『いつかママになる』ための準備として、多面的に情報をお伝えすることができるのではないかと感じたのです」(岡野)

妊活をはじめる前から知ってほしい「正しい情報」

▲今後開催予定のセミナー内容について話す、ABCクッキングスタジオヘルスケア事業部木下富枝さん

今回発表された「いつかママになるために、今から始めるカラダづくり」セミナーでは、先行セミナーにも登壇した宋美玄先生などがレクチャーを行う予定。生理周期や基礎体温と排卵日の関係性など、妊活に関する基礎知識をお教えいただきます。そして、ABCHEALTHLABO*1所属の管理栄養士監修のもと、日常の食生活を見直し、妊娠をする前から重要な4つの栄養素やバランスの良い食事について学び、気軽に作ることのできるメニューを試食。妊活の「知識」をつけて、レシピや検査薬などで「行動」できる、まさにロート製薬の「健康」とABCクッキングスタジオの「食」のコラボレーションだからこそ、提供できるセミナーとなっています。

▲セミナーで紹介予定のレシピ一例(タコライス)

「企画を推進する私たち自身が働く女性であり、さまざまなストレスや課題を抱えながら妊娠を望み、中には出産した人もいます。このセミナーでは、まさに私たちが知りたかった『正しい』情報を『楽しく』学べるよう、二社で何度も話し合いました。現代はインターネットや書籍などでさまざまな情報が飛び交い、正しい情報を選びとるのが難しい時代ですが、その情報を本当に求めている方へ届けることで、女性の力となれるようなプロジェクトにしていきたいですね」(岡野)

4月17日の共同記者会見には、森三中の大島美幸さんもプロジェクトを応援する「特別ゲスト」として登場。大島さんは2014年に「妊活休業」を発表し、2015年に第1子・笑福(えふ)くんを出産しました。休業前は体を張る仕事ばかりで、不規則な生活の中、「深夜1時に焼肉を食べることもあった」という大島さん。妊活中は、インターネットで「妊活にいいこと」を調べてみても、正しいかどうかがわからず、悩むばかりだったと振り返ります。

「とにかく『バランスのいい食事』を心がけました。朝はお魚を中心に、野菜と納豆、漬物、味噌汁にご飯。お昼は普通に食べて、夜は軽めに。毎日規則正しい時間に食べるようにしたら、朝の目覚めが良くなって、むくまなくなりました。『なんて気持ちいい朝だろう!』って。夫(放送作家の鈴木おさむさん)と一緒に朝ごはんを食べるようにしたら、話す時間が増えて、すごくいい習慣だなと思いました。本当に、毎日の食事は自分の身体を作るんだな、と実感しましたね」。

その結果、妊娠してから出産まで5kg増にとどめ、体調を維持することができたと言います。そんな大島さんは、「妊娠にいい栄養素は葉酸しか知らなかったし、何が良いとか、わからなかった。こんなふうにセミナーで妊活をはじめる前から正しい情報を知ることができたら、めっちゃうれしいですよね。友達にもすすめようと思いますし、このプロジェクトがたくさんの人に伝わることを楽しみにしています」と、エールを送ってくださいました。

「いつかママになるために、今から始めるカラダづくり」セミナーは、5月23日の大阪を皮切りに、今後、東京・札幌・仙台・名古屋・広島・福岡にて開催予定。全国各地で、妊娠を望む人、あるいは、まだ特定のパートナーがいるわけではないけれど、「いつか子どもを」と考える人に、妊活に関する基礎知識や食生活についてご提案していきます。

会長の山田も記者会見で「ゆくゆくは日本の少子化を食い止めることに繋げられたら」と語気を強めたように、ロート製薬は女性の活躍のフィールドが多岐に渡る中で、女性の健康と「いつか生まれてくる子ども」の健康を大切にできるよう、この共同プロジェクトを通じて、女性の悩みに寄り添い、サポートを続けていきます。


*1:ABCHEALTHLABO=株式会社ABCクッキングスタジオの中でヘルスケアビジネスを推進するチーム。レシピ提案や健康に関するセミナー・講座、料理レッスンなどを行っている。


取材・文:大矢幸世+プレスラボ
撮影:MakotoTsuruta

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