ロート製薬 × アフリカ

世界は必ず変えられる。たったひとりの想いから。

阿子島文子が、ロートメンソレータム・ケニア社を登記し、自ら代表として赴任して2年半が経ちました。一度は国際協力の道を志した阿子島が、アフリカ、そして、ケニアでビジネスを立ち上げていくという選択肢を選んだのには理由がありました。
現地の人々のニーズを満たし、人を雇用し、経済を循環させていくこと。ボランティアではなく、ビジネスを通じてしかできない社会開発があるはず。そのダイナミズムこそが、本当の意味でこれからのアフリカの力になると信じたからでした。
健康と美。 ロートが提供できる2つの価値。それは、アフリカでは生きる力にさえなる、と阿子島は言います。健康と美が、笑顔や自信につながり、アフリカの人々をさらに輝かせていく。
もう、世界は変わりはじめています。少しずつ、けれど、確実に。

NEVER SAY NEVER For World

現地に根付いて、世界と向き合う

海外に美と健康を広げる

ロート製薬は1988年米国のメンソレータム社を子会社化した後、海外展開を強化。1991年中国を皮切りに、ベトナム、インドネシアなど東南アジアでも広く商品を販売しており、現在はアフリカ市場へも進出しています。ロートの海外展開の特長は、日本の商品をそのまま横展開するのではなく、現地に入り、その国ごとのニーズに合わせた商品開発を行うことです。まだスキンケアの習慣がない国で化粧水を販売したり、色つきリップを発売したり・・・。新しい習慣と「健康」「美しさ」から生まれる幸せを広げていきます。

ベトナム ~東南アジアの重要拠点へ

ベトナムはゼロからビジネスを立ち上げた最初の国です。個人所得など経済力は低かったものの、ドイモイ政策による市場開放後に成長しようとする国に魅力を感じ、1996年に駐在員事務所を立ち上げました。斉藤雅也は現地スタッフ3名とビジネスをスタートさせました。進出当初はOTC目薬の市場は全くなく、化粧品の競合は海外の巨大メーカー。厳しい環境ですが、全てをチャンスにとらえゲリラ戦や大胆な広告戦略を実施。市場データもない環境でしたが、お客さまの声を直接聞く「カスタマーギャザリング」を実施。現在も週に1度開催されています。様々な苦労を乗り越え、現在は従業員1,000名以上の大きな拠点へと成長。工場は点眼薬等の高度な生産設備とフレキシビリティを兼ね備えた東南アジアの生産供給拠点へと進化しています。

インドネシア ~眼内レンズを広める

インドネシアも1996年に進出。当初は白内障手術用の眼内レンズ(IOL)と「ロート目薬」の限られた品目でビジネスをスタートさせました。IOL事業は新規分野で、かつ、最初から現地生産に挑戦したため、多くの課題や困難に直面しました。目薬で会社名は知られていたものの、地域の眼科医に品質を理解してもらう事やお客さまに受け入れられる事は非常に難しく、何度も足を運び説明をしました。今では眼科医の中でも信頼あるブランドへと成長。IOLビジネスは、レンズで白内障による失明を減らすことができる、社会貢献につながる事業です。今後も社会やお客さまにビジネスを通し貢献し続ける企業でありたいと思います。

現地法人設立。インド市場に参入

「インドには必ずチャンスがある。」栗山新吾の強い想いから、インド市場開拓が始まりました。最初の数年は出張ベースで市場調査を行い、ついに2009年現地法人を設立。爽快感のある洗顔料「オキシー」やインド人好みの色つきリップ等、広くスキンケア商品を広めました。インド市場は、競合も欧米の巨大企業、地元企業等、非常に厳しい環境です。欧米に影響を受けたライフスタイルのインド人へ向けたマーケティング戦略の構築など、将来に向けての対策をスタートさせています。

ケニアに現地法人を開設

2013年に阿子島文子が立ち上げたロートメンソレータム・ケニア社は、アフリカビジネスの東の玄関口として重要拠点となっています。
ケニアでの主要ビジネスはスキンケア商品販売ですが、同時に、現地に職場を提供しながら所得向上に寄与し、地元の農産物を活かしたケニアならではの製品作りを目指す「余剰農作物を利用した高付加価値スキンケア商品事業準備調査」を計画。この計画は、JICAの「BOPビジネス調査対象案件」に採択されました。
ケニアはもちろん、アフリカは大きな可能性を秘めている、と阿子島は考えています。人々はポジティブで明るく、購買活動も活発で、健康や美しさに対する意識も高い。何かを必要としている人がいたら、その要望を満たす商品を、手の届く価格でお届けするのが私たちロート製薬のミッションなのです。