よりぬき わたしの考えたキッス

「キッス古今東西」で皆さまの考えるキッスを募集したところ、百通を超える様々なオリジナルキッスをお寄せいただきました。ありがとうございました。どのキッスも深いキッス愛を感じさせるもので大変勇気づけられました。 ディープモイスト研究所に寄せられた様々なキッスの中から、僭越ながら厳選させていただきました。素晴らしいキッスにイラストとコメントを付けて、ご紹介させていただきます。 (敬称略)

【一咳二鳥キッス】 考案者=つみ♪つみし 咳がでたときにエチケットとして口に手をあてがうが、そのときに手のひらで唇がカサついていないかを確かめる。そのついでに、咳として出た息を用いて気になるお口のニオイも、すかさずチェック。たった一回の咳で、「良いキッス」の最低条件が確認できる。

【~ディープモイスト研究所の眼~】 「一石二鳥」と「一咳二鳥」をかけた、ネーミングセンスに脱帽です。帽子だけじゃなく、カツラまで脱いでしまいそうになりました。この人、風邪気味なのかなと思わせて、実はキッスの準備をしているしたたかさも素晴らしい。ただ、手の平が荒れていたり、お尻を拭いた後などで、唇の状態が悪いのか手の平が悪いのかが分からなくなってしまわないように、気を付けないといけないですね。

【人魚キッス】 考案者=ぬーぬ♪ 海やプールで水中にいるとき、呼吸をするのも精いっぱいなのに、それを我慢して水面下で五〇秒以上キッスをすること。

【~ディープモイスト研究所の眼~】 一見ロマンチックなキッスですが、一歩間違えれば危険なキッスです。くれぐれも真似をしないようにしましょう。しかし、水中で自分の口の中の酸素を相手に口移ししたりと、動物的な愛情を感じさせられます。ただ、相手に二酸化炭素だけを口移しする可能性も高いので、やはり注意が必要です。また、人魚からすれば、地上でキッスすることは、「人間キッス」と言われているのでしょうか?

【お便所キッス】 考案者=みほ 酔いつぶれた人がトイレで吐いて吐いて吐きまくってそのまま寝てしまい目が覚めると便座にキッスしていた的なあんなん。

【~ディープモイスト研究所の眼~】 説明文のラストの「あんなん」という、いい加減な終わらせ方を評価する声も多かったキッスです。最初は汚いじゃないかと思ったのですが、便座で良かったんじゃないか、インサイドまでいかなくて、と思い直しました。しかも、最近は便座を温めてくれるトイレが増えています。朝起きたら唇が温まり、心まで、ほっこりさせてくれ、酔いつぶれた罪悪感も軽減させてくれそうです。これからはトイレに座る前に、便座にキッスしてから座ってもいいかもですね。

【ガマンの限界キッス】 考案者=みずほ 「情熱類 遠距離科」遠距離恋愛でしばらく会えなかった恋人同士が、久しぶりに会えた途端、爆発して情熱的なキッスをする。人目もはばからず、ホームでするのが定番。

【~ディープモイスト研究所の眼~】 人間の特徴をよくとらえていますね。ガマンの限界を超えると人はとんでもない力を発揮するものですから。ホームという場所もいいですね。ホームにも喫煙所などが端に作られていますが、「ガマンの限界キッス所」みたいな場所を作るべきですね。喫煙人口が減っている昨今なら、「ガマンの限界キッス人口」の方が多いはずですから。

【伝書キッス】 考案者=ポ●ンキー 離れているあの人に、鳩にキッスをしてそれを届けさせる究極の間接キッス。

【~ディープモイスト研究所の眼~】 このキッスをモチーフにするだけで、フランス映画が一本出来そうです。平和の象徴である鳩が愛を届ける、これ以上の世界平和を訴えかけられるキッスがあるでしょうか?鳩が様々な困難を、くぐり抜けて愛する人のもとへと、たどり着く、人間と動物の関係まで考えさせられるキッスです。ただ、鳩は飛んでいる最中にミミズなどを食べている可能性があるのですが、それは、目をつむりましょう。

【~ディープモイスト研究所の眼~】 特別ふろくのキッスペーパークラフトのライバルになるキッスで、ディープモイスト研究所に緊張感が走りました。全国のミカンを買い占めないと危ないのではないかと、会議で六時間程話し合いましたが、予算の関係上、諦めました。しかし、中学生からミカンで練習する行為が全国的に広がれば、日本のキッスレベルが向上することは間違いないので、流行して欲しいものです。

【フルーティなキッスを】 考案者=かざかみ みかんのふさニ個を唇にみたて、キッスの練習をする。主に中学生がコタツに入りながら練習する様が良く見られる。こんなフルーティなキッス、一度はしてみたいよね!?

【毒吸出しキッス】 考案者=63 毒蛇に唇を噛まれた女性の毒を吸い出してあげるという、緊急時のキッス。問答無用で、相手に拒否権はありません。キッスしたいと狙っている女性がいたら、毒ヘビがうようよいるような、密林でのデートがおすすめです。

【~ディープモイスト研究所の眼~】 戦略的ですね。外資系コンサルタント業界にお勤めの方からの投稿なのでしょうか?後、毒を吸い出すのですから、自分も危険な可能性がありますね。冒険家の方からの投稿なのでしょうか?でも、毒蛇が唇を噛んでくれないといけないので、彼女の唇にこっそり、毒蛇が好物なエキスを塗りたぐっておかないとですね。

【恵方巻キッス】 考案者=まさここ 相思相愛のカポーが、その年の恵方などは気にせず、互いに向き合い、巻き寿司の両端からモグモグと食べつつ、相手のくちびるに辿りつくもまだ、モグモグし続けるアツアツのキッス。かなりの肺活量が必要なので、毎年の節分に備え軽いトレーニングが必要かも。

【~ディープモイスト研究所の眼~】 流行りそうですね。だって、恵方巻は大好きでも、今年の方角がどっちかを気にする人は多いですから・・・。しかも、恵方巻を食べ終わった後もお互いを食べ続けると言うのが、原始的でオシャレです。原宿で流行りそうですね。恵方巻自体、食べても縁起が良くなるかどうかは非科学的ですが、この「恵方巻キッス」は異性とキッスできるという縁起そのものなので、非常に科学的にも実証された行為です。

【ローリングキッス】 考案者=KD・ヒロ でんぐりがえしをし、回りきったところで向かい側にいる相手にキッスをする。

【~ディープモイスト研究所の眼~】 キッスに、一番大切な要素である「したたかさ」を兼ね備えたキッスですね。素晴らしい。無防備な相手がでんぐりがえしをしてきた所を真正面から狙うのですから。戦国時代ならば、卑怯と言われても仕方ないでしょう。しかし、現在は平成。全然ありだと思います。ただ、相手が勢い良く回ってくるので、その勢いに負けないように、背中の背筋を鍛えておいてからキッスに望んでください。

【母なる地球へキッス】 考案者=カーウッドリプトン 取引先での仕事のミスを挽回する唯一つの方法(ジャパニーズ土下座とも呼ぶ)

【~ディープモイスト研究所の眼~】 土下座のイメージを根本から覆がえしてくれる良いキッスです。地球への愛情を示していると思えば、屈辱的な行為もガマンできますもんね。わざと、取引先を怒らせて、何度もやりたくなります。これからは、取引先相手にも積極的に、上から目線で営業をかけましょう。きっと許してくれるはず。地球上どこにいても、どこにでもキッスはできるんだ、というキッスの普遍性を思い出させてくれました。

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