強みと成長戦略

新製品を生み出すための3つの基本姿勢新製品を生み出すための3つの基本姿勢

私たちは、お客さまからの貴重なご意見を原動力に、
長年培ってきた技術ノウハウや高度な研究開発体制という強みを生かし、
より「有効性」「安全性」「利便性」に優れた新商品を生み出しています。

  1. ニーズを発掘し、真に求められる商品を創出

    ニーズを発掘
    私たちは半世紀も前から、お客さまの声を開発に活かす仕組みを構築。たとえば、アンケートハガキや「お客さまサポートデスク」に寄せられた貴重なご意見・ご要望は、社内の関連部門へフィードバック。医薬業界初のインターネットお客さま会員組織「ロートくらぶ」では、One to Oneのコミュニケーションを深めながら、お客さまの潜在的ニーズを発掘しています。また、社員参加の「短期店頭留学」を実施。実際の店頭や商品陳列、お客さまの反応を体感し、真に求められる商品開発につなげています。
  2. 膨大な技術ノウハウをベースに新発想を商品化

    差別化が難しいとされる一般用医薬品の領域において、私たちは常により高い医療効果を引き出す製剤的工夫を追求し、付加価値の高い商品づくりを可能にしています。ソフトコンタクトレンズを装用したまま点眼できる、目のかゆみに効く日本初の目薬「アルガードコンタクト」もその一例です。私たちは飽くことなく実験を重ね、また、研究者同士が情報交換を行う「ロート学会」を開催するなど、さらなる技術と知識の蓄積に努め、次の新商品開発に挑んでいます。
  3. エビデンスを重視した高度な開発体制

    私たちは、EBM(Evidence Based Medicine =科学的根拠に基づいた医療)の考え方を商品開発に導入。大学・研究機関との共同開発にも注力しています。たとえば、大学との共同研究により、硫酸亜鉛が角膜への紫外線ダメージを抑制する効果があることを発見。さらに硫酸亜鉛の作用メカニズムを解析。その成果をもとに「ロートUVキュア」を開発しました。また、皮膚科学の研究をもとにドクターと共同開発した「プロメディアル」シリーズは、肌トラブルで悩む多くの方々から高い評価をいただいています。

「高品質・高効率」を支える3つの柱「高品質・高効率」を支える3つの柱

最新テクノロジーを集結させた「上野テクノセンター」。
高度な生産技術が蓄積された「大阪工場」。
両工場を中心に世界水準のクオリティを実現する製品を効率よく製造。
受託製造にも積極的に取り組んでいます。

  1. 製造・品質管理・物流の拠点「上野テクノセンター」

    上野テクノセンター
    第1工場は、自動化が進んだ世界有数のアイケア製造ラインを有し、多品種生産にも対応。第2工場は、医薬品製造で培った高い品質保証システムでスキンケア関連製剤を製造。フレキシブルな製造ライン、高度な無菌及び異物管理技術、分析情報管理システム(LIMS)を用いた試験データの集中管理等で、高品質・高効率な生産体制を実現しています。
    上野テクノセンターは、FDA Part11(*1)に日本の製薬メーカーとして初めて対応。ISO9001/13485(*2)やCEマーキング(*3)も取得し、海外への商品提供も積極的に進めています。また、同センターは物流拠点としても機能。大阪工場や協力会社で生産されるロート製品は、ここを経由してタイムリーに全国各地の流通チャネルに配送されます。

    *1:FDA Part11=米国食品医薬局が定める電子記録の管理基準
    *2:ISO9001=品質保証の国際規格
    ISO13485=医療機器特有の品質保証国際規格
    *3:CEマーキング=ヨーロッパの製品安全試験に合格していることを示すマーク

  2. ロートの生産技術の源泉「大阪工場」

    大阪工場
    大阪工場は、ロートの生産技術を支える「ものづくりのパイオニア」的存在です。長らく培ってきた目薬・胃腸薬・軟膏剤製造技術をもとに、新たな特殊製剤、付加価値の高い製品群を生産しています。これらロート独自の技術の蓄積が、次の技術を生み、明日のロートを創造します。
  3. 技術力を活かした一段上の「受託製造」

    受託製造
    私たちは、医療用及び一般用医薬品の受託製造にも取り組み、すでに外皮用剤と点眼剤の分野で実績を重ねています。こうした生産部門の自立は、「お客さまに喜んでいただける、より良い商品を世に送り出していく」という、私たちの根本精神をさらに拡大した取り組みでもあります。

深く鋭く市場にアプローチするための3つの手法深く鋭く市場にアプローチするための3つの手法

必要とされる商品を確実にお客さまのもとへ。
私たちは、幅広い情報収集、効率的な広告展開、きめ細やかな店頭フォロー、
One to Oneのコミュニケーション等に取り組み、お客さまや小売店の期待に応えています。

  1. きめ細やかなダイレクト店頭フォロー

    きめ細やかなダイレクト店頭フォロー
    私たちは、お客さまの買物動向を詳しく分析。商品が探しやすく買いやすい、お客さまの立場に立った「買い場づくり」を進めています。そのためにスタッフが連携し、小売店本部への提案から、店頭への情報提供、「買い場」のメンテナンスや販売サポートまでをトータルに展開。より効果的な店頭フォローを可能にしています。こうした店頭での様子は、電子日報により全社で共有されています。
  2. チャネル特性に合った商品展開と販促提案

    チャネル特性に合った商品展開と販促提案
    販売チャネルの多様化に応えて、私たちは各チャネルの特性に合った商品を開発、一歩踏み込んだ提案活動に努めています。2009年からはロート初の取り組みとして百貨店チャネルに進出、直接カウンセリング販売を行っています。また、通販事業にも注力。お客さまとのダイレクトな関係づくりを強化し、通販専用商品も開発しています。
  3. 時代の変化に答えるコミュニケーション戦略

    時代の変化に答えるコミュニケーション戦略
    商品やブランドの魅力を、より効果的にお客さまに伝えるために、私たちは、各商品のネーミングやパッケージ開発から、広告活動、店頭での販促活動までを一体的にとらえたマーケティング活動を実施しています。お客さまのライフスタイルや情報行動の変化に応えて、メディアミックスはもちろん、「SNS」や「Facebook」などのソーシャルメディアも積極的に活用。お客さま一人ひとりの支持や信頼を媒介にした、新しいコミュニケーション戦略にも取り組み、着実に成果をあげています。