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「女性健康科学研究会」 第9回助成テーマ 決定!

「女性健康科学研究会」 第9回助成テーマ 決定! ~「ウェルエイジング」を目指し、女性の健康に対する多角的な研究を奨励します~

2018年5月10日

ロート製薬株式会社(本社:大阪市、社長:吉野俊昭)が女性健康科学研究会と共同で、2010年に設立した研究助成の第9回受賞者が決定しましたので発表します。2018年6月2日(土)、ロート製薬グランフロント大阪オフィス(大阪市)において、第9回女性健康科学研究会総会ならびに授賞式を行います。

「女性健康科学研究会」とは

「いつまでも心身ともに健やかで美しくありたい」という女性達の願いに応えるために2010年に設立。
あらゆる専門領域の視点から、女性の健康に影響を及ぼす原因に対する調査・研究を行い、疾患予防ならびに治療法の体系化・普及させることを目的としています。ロート製薬は研究会の活動に共感し、「ウェルエイジング」活動の一環として、研究会と共同で助成を行っています。専門医からなる選考委員会において厳正かつ公正に審査し、6名の研究者に研究費(1件50万円×3名、1件30万円×3名)を授与します。

  • 特長1女性の健康を対象とした研究であれば、領域を問わずテーマを受け付けます。
  • 特長2計画性や独創性、社会還元性等複数の観点からより女性の健康な生活に貢献できるテーマを選択します。

第9回 受賞者・テーマ一覧

※厳密な審査の結果、今回の受賞対象者は6名となりました。

助成金30万円
橋口 晶子(はしぐち あきこ)
筑波大学 医学医療系 URA
産後の回復に対するリョクトウ(Vigna radiata (L.))の有効性の検討
河村 葵(かわむら あおい)
滋賀医科大学 精神医学講座
医員・大学院生
月経前症候群・月経前不快気分障害の症状再燃と患者家族の感情表出の関連
甲賀 かをり(こうが かをり)
東京大学 医学部 准教授
妊孕能維持・向上を目指した子宮内膜症管理法の確立-新規治療法の開発と個別化管理法の構築
助成金50万円
中瀬 恵亮(なかせ けいすけ)
東京薬科大学 薬学部
病原微生物学教室 助教
全国の皮膚科クリニックを受診したニキビ患者由来アクネ菌の疫学調査~薬剤耐性アクネ菌の保菌とニキビ重症度との関連性~
高橋 富美(たかはし ふみ)
産業医科大学 医学部 薬理学講座 教授
細胞性粘菌由来分化誘導因子DIF-1のトリプルネガティブ乳癌に対する抗がん作用の検討
宮坂 智充(みやさか ともみつ)
東北医科薬科大学 薬学部 講師
成人女性におけるアレルギー疾患重症化の克服にむけて
~女性の性成熟に依存して活性化する免疫応答軸の制御と治療応用のための基礎研究~