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互いの強みを合わせて。「糀肌」がつくる世界

2019年8月28日

たくさんの商品発売を支える、ロート製薬独自の研究開発力。日々たくさんのメンバーが取り組んでいますが、様々な企業・団体とのコラボレーションによって生まれる商品もあります。自然由来の保湿成分を配合したロート製薬の自然派化粧品「糀肌」もその一つ。古町糀製造所と出会い、考えや想いに共感をして2012年に誕生しました。お客さまの声を大切に、発売当初から多くのお客さまに愛されている「糀肌」の裏側をお伝えします。

「糀肌」の原点はある甘酒との出会いから

20年前から展開をしている、ロート製薬の通販事業部。
通販事業部のメンバー内で約8年前、「その土地ならではのものを使い、素材を活かした商品をつくりたい」と考えていました。その時にある出会いがあったのです。

米どころとして有名な新潟県で、糀を使った伝統的な商品作りを行っている「古町糀製造所」の糀ドリンク(甘酒)でした。

現在甘酒は「飲む点滴」とも言われ人気ですが、当時はまだ「昔の飲み物」というイメージが強くありました。もっと広く親しんでもらいたいとの想いで、現代にも通用する味やデザインで製品化し、人気を博していました。
さらにその甘酒づくりを、単なる商売だけではなく、地域活性や、伝統的な発酵産業の復興を応援するためという強い想いで行っていた古町糀製造所。
ロート製薬は、そんなものづくりの姿勢にも共感し、一緒に商品づくりを開始することに。

杜氏の手に着目をして独自研究をスタート

糀のことを学びながら、着目をしたのは、甘酒をつくる杜氏の手。
冷たい水も触るのに「糀を触っている間はしっとりすべすべになる」というのです。実際に見てみると手肌が美しい。

その秘密を研究技術により確かめながら、その自然の恵みを活かしたやさしい使い心地の化粧品をつくりたい。そう考えました。

まずチャレンジしたのは糀から美肌成分に繋がる成分を抽出すること。しかし、糀の魅力はそのままに美肌に大切な潤いを与えてくれる成分を安定して抽出することは非常に難しく、これまでの研究で培ってきた技術力が試されました。
苦労の末、糀から天然由来の新しい保湿成分である「白糀米エキス」※1の抽出にロート製薬独自で成功。ちなみに、この「白糀米エキス」は評価試験にてコラーゲン※2を超える高い保水力があると分かっています。

この技術を用いて試作品を開発。
しかし初回の試作会でお客様に体感いただいた際には、様々な意見があがり、検討を重ねる日々が続きました。

こうして誕生した商品は、糀のイメージに近い、ふんわり優しい触感のクリーム。ジェルやローションでもない、糀肌を連想される存在になりました。

ちなみに糀肌という名前の由来も「糀のプロ」の古町糀製造所と、「美肌のプロ」のロート製薬がそれぞれのプロの力を結集してつくっているから。

「肌がもっちりとした感じの使い心地。ちょっとしたお出掛けならファンデーションも必要ないかも」
「ふわっとした独特の感触で使うと肌が柔らかくなっていく感じがします」

発売後、多くのお客さまから嬉しいお声が届き始めました。

お客さまの声を大切にしている糀肌

糀肌が大切にしていること。
それはお客さまとのコミュニケーションを取りながら、声に耳を傾けること。

日々お電話だけでなく、時にはお手紙をいただくことも。
届いた声は男女問わず様々な方がいらっしゃいます。

「親子で使いたい」
「旦那さんの髭剃り後にも」
また「糀肌に戻ってきました」というお声も。

さらには毎年お客さまを招いたイベントを行って、直接お客さまの声を聴いています。
さまざまな場所で開催されるイベントですが、日本全国から糀肌を愛するファンの方が集うそうです。

「肌のお手入れはその時のお悩みごとに変えられる方もいらっしゃいますが、それでも『糀肌』がいいと再確信され、『私の肌には糀肌の使用感が一番合うんだ』と感じてくださったことがとても嬉しかったです」
通販事業部で糀肌の商品企画を担当しているメンバーは話をしてくれました。

「“自然由来成分を配合したスキンケア”として糀から連想されるような、日本の和のイメージは大切にしていきたい」
担当者はこう考えています。

今年9月には、中心的存在である、「糀肌くりーむ」などをリニューアルすることに。
「これまでも多くの方に支えてもらっていたけれど、これからも長く、たくさんのお客さまに寄り添っていけるスキンケアブランドになるために、お客さまのお声を反映しながら、毎日のスキンケアにより使いやすく・自然由来成分配合でやさしい使い心地の糀肌を目指しました」

シンプルな処方を望むお客様の声が非常に多く、防腐剤無添加にこだわって製剤を改良。香料、着色料、鉱物油も使用しない無添加処方になりました。※3

今年6月にはいつも使用いただいているお客さまにいち早く体感いただくイベントを実施しました。

体感されたお客さまからは
「しっとりやわらかな使い心地がいいですね。飾らない自然な感じが好きです」
「これまで以上に自然な糀の香りがふんわりと感じられ、これまで以上に良くなったわ」
「肌が潤ってつるつる。大好きな使用感です母が使っていたので、私も使ってみようと思ったのが出会いです。くりーむの伸びがさらに良くなったと思います」

嬉しいお声をたくさんいただく時間でした。

イベントを終えた担当者はこう話します。
「永くご愛用してくださっているお客さまたちが、『新しい糀肌は、自分たちが好きだった糀肌と違う』と感じられることがないように、自然由来成分を配合し、やさしい使い心地などの良い部分は残したまま、シンプルな処方に“ひき算の改良をする”ことに最大の配慮をして商品開発を行ってきました。皆さんの『今まで以上に良い』、『新しい糀肌が好きです』というお声は、なにより嬉しく、なによりの励みになりました」

糀肌だからこそできること

悩みや好みは人それぞれ。
「少しでも自然由来成分を配合したモノを使いたい」
「肌にやさしい使用感のモノを使いたい」

ロート製薬だけでなく、様々な相手と共にそれぞれの強みを掛け合わせながら、新たな価値をつくる。
その際にお客さまの声を何より大切にしている糀肌。
それはさらに「良いモノ」をつくっていくためになくてはならない宝物だと信じています。

これからもお客さまと寄り添いながら、糀肌の挑戦は続きます。


※1:加水分解コメタンパク(保湿成分)
※2:加水分解コラーゲン
※3:糀肌くりーむ・糀肌けしょうすい・糀肌リフトクリームの3品

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