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「女性健康科学研究会」第10回助成テーマ 決定!

「女性健康科学研究会」第10回助成テーマ 決定! ~「ウェルエイジング」を目指し、女性の健康に対する多角的な研究を奨励します~

2019年5月31日

ロート製薬株式会社(本社:大阪市、代表取締役会長兼社長:山田邦雄)が女性健康科学研究会と共同で、2010年に設立した研究助成の第10回受賞者が決定しましたので発表します。2019年6月1日(土)、帝国ホテル大阪(大阪市)において、第10回女性健康科学研究会総会ならびに授賞式を行います。

「女性健康科学研究会」とは

社会環境の変遷に伴い、現代女性のライフスタイルは著しい変化を遂げており、女性の特徴に配慮した医学研究に期待が寄せられています。「いつまでも心身ともに健やかで美しくありたい」そんな女性たちの願いに応えるため2010年に設立し、女性の健康に対する多角的な研究を奨励するため、研究助成を行っております。ロート製薬は研究会の活動に共感し、専門医からなる選考委員会において厳正かつ公正に審査し、6名の研究者に研究費(1件50万円×3名、1件30万円×3名)を授与します。

  • 特長1女性の健康を対象とした研究であれば、領域を問わずテーマを受け付けます。
  • 特長2計画性や独創性、社会還元性等複数の観点からより女性の健康な生活に貢献できるテーマを選択します。

第10回 受賞者・テーマ一覧

※厳密な審査の結果、今回の受賞対象者は6名となりました。

助成金30万円
前田 歩(まえだ あゆみ)
聖路加国際病院麻酔科
周産期のストレス並びに出産後の体力回復における無痛分娩の効果に関する定量的検討
宍戸 恵理(ししど えり)
聖路加国際大学大学院
国立成育医療研究センター
妊婦の妊娠後期から産褥早期の唾液オキシトシン値の変化と産後疲労感と抑うつ状態との関連
三田村 卓(みたむら すぐる)
北海道大学病院産婦人科 助教
卵巣がんの血管新生阻害薬に対する耐性の発生を予防するための、COR2阻害薬併用療法の開発
助成金50万円
森 博康(もり ひろやす)
徳島大学先端酵素学研究所糖尿病臨床・研究開発センター 助教
高齢女性のサルコペニア治療を目的としたレジスタンス運動と乳清たんぱく質の栄養摂取タイミングの有用性 ~栄養療法と運動療法のランダム化比較介入試験の検証~
洪 永豊(ほん よんり)
順天堂大学スポーツ健康医科学研究所
運動と漢方薬による閉経後のサルコペニア予防法の開発
宮本 新吾(みやもと しんご)
福岡大学医学部産婦人科学 教授
治癒不能な子宮内膜増殖障害を対象とした皮下脂肪組織由来再生細胞を用いた細胞医療の研究