全社員が毎日8,000歩に挑戦中!ロートが目指す健康経営とは

2017年2月17日

「社員が健康で美しくあってこそ良い商品・サービスが提供できる」。それが、ロートの変わらない考え方です。社員の健康増進企画として2016年7月から9月にかけて行われた、「ウェルチャレ」。この取り組みは社内にどんな成果をもたらしたのか、その内容をご紹介します。

ロート社員の会話は、「昨日、何歩あるいた?」からはじまる

みなさんは、自分が1日どのくらい歩いているか意識したことはありますか?健康を維持するためには毎日どれくらい歩けばいいのか、ご存じでしょうか。

ロートでは今、全社員が「毎日8,000歩以上、20分以上の早歩き」にチャレンジしています。これは、健康のために効果的といわれる基準のひとつです。

この取り組みをはじめるきっかけとなったのは、昨年、ロートの営業メンバー総勢230名が参加して行われた、社員のための健康増進企画「ウェルチャレ」。「最も健康的な支部・リーダーを決める戦い!!」と銘打ち、全国の営業拠点を12チームに分け、各チームのリーダーが2カ月の間にどれだけ健康になるかを競いました。

リーダーが個人で頑張るだけではなく、チーム全体で、リーダーの目標達成に向けて一緒に取り組むことが勝敗のカギとなるこの企画。目標を達成するために、それぞれのチーム全員が一丸となって健康習慣の実践に取り組んだのです。

いち早く「健康経営」に取り組んできた理由

▲1980年代から始まったロートの大運動会。(写真は2016年の大運動会でのリレーの一コマ)

ロートでは、こうした社内の取り組みを以前から継続して行ってきました。最初の社内運動会が開かれたのは1980年頃のこと。2002年からは従業員の体力測定がはじまり、全社禁煙も実行されました。

そして2016年には、社員の健康増進により積極的に取り組むことを目的とした「健康経営推進グループ」を設置しました。今回の「ウェルチャレ」もこのグループ発案で行われた健康増進企画です。健康習慣を社内で定着させ、まずは社員が健康になること。そして社員から、その家族や世の中に対して”健康の輪”を広げていくことを目指しています。

「もっとも健康な支部・リーダー」の称号は果たしてどのチームの手に?

ウェルチャレがはじまると、リーダーの目標達成に向けてチーム全体で運動や食生活の改善にチャレンジ。最初は戸惑っていた社員も、明らかな成果を上げるリーダーや他支部の進捗を見て、次第に「他のチームには負けたくない!」という気持ちがどんどん高まっていきました。

「中性脂肪値を平均値内にする」「体重を5kg落とす」など、それぞれの体型や生活習慣に合わせた目標に取り組んだリーダーたち。そして、およそ2カ月間の取り組みを終えての結果は…?

リーダーの目標達成度、チーム全体の活動回数など、さまざまな基準からポイントを加算していった結果、総合1位に輝いたのは名古屋支部。「体重を3kg減らす」というリーダーの目標も4kg減量で見事達成しました。

▲優勝した名古屋支部。「ウェルチャレ」期間中、終業後に行われたバドミントンの様子。

名古屋支部には、「ウェルチャレ」実施以前から、全員総出でスポーツを楽しむ習慣がありました。長年にわたり健康増進のための土壌を培っていたため、チーム全体での活動回数はダントツ。その成果が今回の優勝へと結びついたのです。

「ウェルチャレ」終了後、とある支部におきた変化

ウェルチャレの期間は一旦終了しましたが、そこで取り組みを終了とせず、現在も継続しているチームもあります。「製薬会社の社員である以上、自分たちも健康でなければ、という意識はどこかにありました。でもなかなか具体的な実践ができていなくて。ウェルチャレをきっかけに、本気で体を変えようと思いました」と話すのは、仙台支部のリーダーである真壁誠也です。

社会人になってから、体重は右肩上がりだったという真壁。彼はウェルチャレを機に、期間中に食生活を大きく見直し、仕事が終わった後、週3回ジムへ通い続けたそうです。その結果、1カ月あたり体重の3~5%を少しずつ減らしていくという理想的な減量ができ、なんと約2カ月で10kg以上の減量を達成。

▲(左)「ウェルチャレ」開始前の真壁。(右)2017年2月時点の真壁。「ウェルチャレ」後も体重キープしています。

「はじめの1カ月は辛いと感じることもありましたが、続けるうちにだんだんと体重が減っていきました。さらに、朝スッキリ目覚められるようになり、明らかに体の調子が良くなったんです。具体的に変化を実感できたことが、自分自身のモチベーションにもつながりましたね。スッキリ目覚めた朝に仕事をすると効率がいいとわかったので、ウェルチャレが終わった後も取り組みを続けています」

さらに、今回は一人ではなくチーム全員でのチャレンジであったこともプラスにはたらきました。ウェルチャレ期間中、同支部ではメンバーが仙台から大阪本社までのすごろくを作成し、全員の歩いた歩数の合計を“見える化”してモチベーションにつなげたのです。

また、今まではジャンクフードが多かった支部のおやつも、いつの間にか健康にいいといわれている「ナッツ」に変化。ランチ時の会話も、健康ネタが増えていきました。さらに、目に見えて健康になっていくリーダー・真壁に刺激を受けて、新たにスポーツジムに入会するメンバーがでてくるほど。

ウェルチャレ終了後の今も、支部のおやつはナッツのまま。メンバーも、変わらずジム通いを続けています。さらに先日は支部全員でリレーマラソンに出場するなど、支部全員での取り組みは継続中です

▲リレーマラソン参加時の一コマ

健康経営を実現するためのきっかけづくりを

「ウェルチャレ」のような社内の取り組みは、あくまでもひとつのきっかけにすぎません。しかし今回の仙台支部がそうであったように、小さなきっかけから健康のための習慣が生まれ、働き方や生活そのものの変化につながるケースもあります。今後もロートでは健康経営を掲げ、社員が健康になった取り組みをお客さまにも届けられるよう、実践を重ねていきます。

▲「1日8,000歩、20分以上の早歩き」を測定する活動量計。社員全員が身につけています!(2017年2月時点)

ウェルチャレの成果を受け、ロートでは活動量計を全社員に配布し、ロートの社員全員が「1日8,000歩以上、20分以上の早歩きを毎日行う」ことにチャレンジしています。健康に対する意識を変え、日々の習慣が変化すれば、少しずつ体が変わり、働き方や生活にもよいサイクルをもたらしてくれるはずです。

取材・文:大島悠+プレスラボ

あわせて読みたいオススメ記事