ロート製薬では、児童・生徒の心身ともに健康な生活をサポートするために、社員ボランティアによる次世代支援活動、「薬育出張授業」を展開してまいりました。こうした活動をベースに、現場の先生方からのニーズにお応えし、学習指導要領改訂により、2012年度から正式にスタートした中学保健体育における「医薬品の正しい使用」単元でご活用いただける授業プログラムを開発いたしました。
健康で快適な生活をおくるための「正しい薬の選び方・使い方」を基本とし、健康的な日常生活をおくるために必要な知識の習得や、思考力の育成を目的とした、ロート製薬ならではの授業プログラムです。
プログラムの教材内容
健康教育をテーマに、保健体育・道徳・総合的な学習の時間を活用して、教員(保健体育科教員・担任)・養護教諭・学校薬剤師が連携して実施いただけるよう、ティーチャーズガイドやワークシート・解説映像教材などのわかりやすく楽しい教材データを提供します。
プログラムの特徴
「薬育」活動で培ったノウハウをもとに、学校のさまざまな要望に応じて自由にアレンジができるプログラム内容で構成しています。
授業のねらい
- 自らの健康を適切に管理し、改善していく必要性を理解する
- 薬に関する正しい知識を得る
- 自分の健康状態に応じて適切な情報を選択し、正しく判断する力を養う
特長1:新学習指導要領にそって「教科授業」として実施
保健体育科保健分野「医薬品の正しい使用」の単元に即した薬に関する基礎的内容を、自分自身の生活と結びつけて楽しく学びます。
特長2:「健康教育」として、道徳・総合的な学習の時間で活用
健康教育の一環として、薬に関する簡単な研究活動を組み込み、症状に合わせて適切に薬を選択する必要性を学びます。
授業内容
「薬育」活動で培ったノウハウをもとに、学校のさまざまな要望に応じて自由にアレンジができるプログラム内容で構成しています。
授業1(50分×1時限)知識理解
健康と自分の生活の関係を考える
自分の生活をふりかえりながら、普段の生活と健康との関わりについて考える。また、自分の生活と薬は密接に関わっていることに気づくとともに、健康で快適に生活するための薬に関する正しい知識を得る。
<習得できる知識>
- 薬の種類
- 薬の正しい服用方法(タイミング・回数・のみ合わせ)※目薬の正しい点眼の方法も含みます。
- 主作用・副作用
授業2(50分×1時限)探究思考
症状に適した薬を選択しよう
症状に合わせて正しい薬を選ぶためには、どのような情報を知っておく必要があるかについて、ケーススタディを行う。また、健康で快適に生活することの大切さについて認識する。
<習得できる知識>
- 症状に合わせた正しい薬の選択方法
- 服用のルール
- パッケージ・説明書の見方
体調不良をイメージしながら、「薬」を選択するしかけにより、情報を読み取り、楽しく考えられるよう工夫されています。
教材ダウンロード
【テーマ】医薬品の正しい使用と健康教育
対象 |
中学校1年生~高校3年生 |
関連教科 |
総合的な学習の時間・保健体育・道徳 |
関連単元 |
保健体育:医薬品の正しい使用 |
時数 |
全2時限 |
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