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ロート独自の環境マーク「R・eco」の基準を見直し

サステナビリティ

ロート独自の環境マーク「R・eco」の基準を見直し

2024年3月29日

ロート製薬株式会社(本社:大阪市、社長:杉本 雅史)は、事業活動を通じて優先的に取り組むマテリアリティ(重要課題)の一つに「持続可能な地球環境への貢献」を掲げています。従来より環境負荷の少ない製品開発を進めており、環境配慮製品には独自の環境マーク「R・eco」マークを表示して取り組みをお客様にお伝えしてまいりましたが、このたび基準の見直しを行いました。今後も環境変化や取り組みの進捗に応じてより高いレベルを目指してまいります。

ロート製薬では製品開発においても環境配慮を重視しており、一定の基準をクリアした製品には独自のマークである「R・eco」マークを表示し、一目で商品のエコがわかるようにしています。この度、より高いレベルで環境負荷の低減に取り組むべく、項目や基準の見直し、運用方法の改善を行いました。
より環境負荷が少ない、未来につながる製品開発を行うとともに、「R・eco」マークの表示によって取り組みをわかりやすい形でお客様にお伝えしていくことで、「できるだけ環境に配慮した商品を購入したい」と考えるお客様とともに、環境負荷を減らす取り組みを推進してまいります。
容器包装の一つひとつを改善することで、全体で大きな環境効果を生み出しています。今後も環境負荷低減のレベルを高め、基準については見直しを図ってまいります。
なお、本基準は当社単体での取り組みとして推進するもので、グループ企業全体に係る基準ではございません。グループ全体での環境配慮については、事業業種や各国の法制等を勘案しながら、引き続き検討してまいります。

「R・eco」マークとは?

環境に配慮した商品には、製品パッケージに「R・eco」マークを表示しています。「R」は人、「O」は地球を表し、活動を通して地球の健康が向上し、人々も幸せになるという願いを込めて、ロート製薬が制定した環境マークです。

「R・eco」マーク基準(2024年3月現在)

分類 対応する環境問題 基準
原材料調達
製品設計
生物多様性保全
森林保全
個箱、添付文書、説明書などの紙資材に古紙パルプ配合率80%以上の再生紙を使用した製品
個箱、添付文書、説明書などの紙資材に森林認証紙などの環境に配慮した紙を使用した製品
気候変動
CO2削減
容器包装に、植物由来原材料を5%以上使用した製品
容器包装に、リサイクル原材料を10%以上使用した製品
廃棄物 廃棄物の削減 基準品と比較し、容器包装重量を10%以上削減した製品
本体と比較し、単位容量あたりの容器重量が50%以上削減できる詰め替え・付け替え製品
箱裏添付文書・説明書を採用した製品
プラスチック
廃棄物の削減
石油由来プラスチック資材から代替資材(紙・ガラスなど)へ切替えた製品
リサイクル
循環型経済への対応
分別廃棄への対応や、単一素材を使用した製品

※基準品とは、2019年の製品とする。2020年以降発売の製品については、発売時とする。