OTC医薬品（一般用医薬品）

1899年、明治維新後の食習慣の変化に伴い、増加した胃病患者。そんな社会状況を見た、創業者・山田安民は「万病の元は胃にある」との想いで胃腸薬「胃活」を発売し、創業しました。その後も社会やお客様を見つめながら、数々の商品を発売しています。セルフメディケーションの考え方はますます重要性を増しているなかで、これまで培ってきた技術力研究力を活かし、お客様・社会に貢献するご提案を行っていきます。

目薬・アイケア

1909年当時流行していた眼病「トラホーム」により目薬の需要が高まるなか、珍しいカタカナの商品名で業界に衝撃を与えた「ロート目薬」。1931年には、目薬瓶と点眼器を一体化した日本初の画期的な容器「滴下式両口点眼瓶」を開発し、より多くの方にお使いいただけるようになりました。その後も、「お客様が本当に求めるものは何か」を探る視点と「誰もがやらないことをやる」精神を忘れず、新たなアイケア市場を創出しています。

外皮薬

ナースマークでおなじみの「メンソレータム」は、1894年にアメリカで誕生しました。ロートが「メンソレータム」ブランドの製造・販売に携わって約45年。いまでは、ニキビ、かゆみ、湿疹、水虫、汗のにおいなど200品目以上に広がっています。いつも身近な存在として、様々な肌トラブルからお客様を守るという揺るぎない使命を受け継ぎ、次の世代へ伝えていきます。

内服薬

創業以降、食べすぎ・飲みすぎ・胸やけ・胃の痛みなど、消化器官の不快な症状に効果を発揮できる万能型の健胃腸薬「シロン」、1962年には「パンシロン」など、時代のニーズに合う薬を発売し、お客様の声にお応えしてきました。2006年には、わかりやすさ、飲みやすさにこだわった漢方「和漢箋」シリーズを発売。漢方・生薬ならではのすぐれた効き目を手軽に試してもらえるよう、工夫しています。

検査薬

今となっては身近なところで購入が可能な妊娠検査薬も、1980年代には医師の処方が必要で海外に比べ遅れをとっていました。当社では「新しい命に早く気づくきっかけを」との想いで、1985年には輸入販売をスタート。医師による処方箋がなくても入手できる一般用医薬品として認可された直後の1993年、自社開発の「ドゥーテスト」を発売。その後、お客様の声をきっかけに、排卵日検査薬の開発を本格的にスタートさせ、1996年には排卵日検査薬「ドゥーテスト®LH」を、2016年には一般用排卵日予測検査薬「ドゥーテスト®LHⅡ」を発売し、より多くのお客様に届けられるようになりました。