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製品・製剤技術職

お客さまにも、働く人にも、
やさしい製品をつくる。

よっしー

2018年新卒入社 製品・製剤技術部

Q 入社のきっかけは何ですか?

まずは豊かな社会を望む姿勢に惹かれた。

日用品や食品など、人が普段から使うものをつくりたいと考えていました。大学のキャリアセンターからのアドバイスを基に、出会ったのがロート製薬です。最初に惹かれたのは、ロートが掲げていたメッセージ。「薬に頼らない製薬会社になりたい」と、当時の採用サイトに書かれていました。本当に薬が必要なくなってしまったら、ロートの既存事業は成り立たなくなるでしょう。それでも、薬が必要ないくらい健康でいられる社会を願う企業なのだと感じました。自分もその一員となり、人々の豊かな生活に貢献したいと考え、入社を志望しました。

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Q 今どんな仕事をしていますか?①

効果や使い心地を支える、お客さまとの接点。

入社後最初は製剤技術に携わり、その後製品のUI※を検討するチームに入りました。目薬でたとえるなら、目薬の薬剤そのものをつくる仕事から、目薬が入る容器をつくる仕事へ。容器というと単なる入れ物のように感じるかもしれませんが、実は奥深い仕事です。中身の製剤と容器の素材の成分の相性次第では、狙った効果が発揮できなくなってしまうことがあります。容器の形状ひとつで、使いやすさがまったく変わることもあります。商品を購入いただいたお客さまに、買ってよかった、効果があった、と感じていただくためには、とても重要なパートです。

  • ※UI:User Interfaceの略。製品と使う人の接点を指すことば。

Q 今どんな仕事をしていますか?②

中身と外側、両方から製品をよりよくする。

製品のUIをやりたい。これは自ら希望したことでした。 商品の中身である処方と外側の容器、両方を知らなければ、自社製品についてよく知っているとは言えないだろうと思ったからです。当たり前ですが、求められる知識が全く変わりました。たとえば容器に使えるプラスチックの種類だけでも膨大な数があり、それぞれの性質や向いている製品などは異なる。社内外の勉強会にも参加しながら、まずは素材やその特性について学んでいるところです。もちろん知識だけでいい製品はつくれません。テストやデータに基づいた判断を行う経験、他部署とのコミュニケーションなど、様々なことに力を入れていきたいです。

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Q あなたにとって誇れる一歩は?

海外でも、「ロートの品質」を容器から支える。

容器の製造拠点を増やすために、海外拠点とのやりとりを行った経験があります。容器製造は安定供給のために複数のサプライヤーから調達することがあるのですが、複数社で容器の品質を一定にするための調整が必要になります。このプロジェクトは、長年取り組んだものの、思うように進んでいないものだと聞きました。そんなタイミングで、私が参加することになったのです。私がまず行ったのは、徹底的にデータをとり、 根本的な原因を特定すること。そして明確な根拠を示しながら、各拠点や海外メーカーの方と連携することでした。慣れない英語でのコミュニケーションでしたし、文化の違いも感じた瞬間もあります。不安な気持ちもあったけれど、少しずつできることを積み重ね、満足できる品質へ近づけていく過程には達成感がありました。

Q これから踏み出したい一歩は?

使いやすいと、つくりやすいを、両方つくる。

人にやさしい製品をつくりたい。お客さまにとって、より使いやすい容器を考えたいです。直近では、高齢者や力の弱い方でも開け閉めしやすい容器づくりに挑戦したいと思っています。そしてお客さまだけではなく、製品をつくる人にとってもやさしい容器を考えたいです。確実で無理なく工場が稼働できること、製造過程で働く人の身体に負担が少ないこと。容器から変えられることは、まだまだあると思います。

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