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研究開発職

それいいじゃん、やろう!
プロジェクトは、雑談からだって始まる。

うーさん

アイケア製品開発部 2018年入社

Q 入社のきっかけは何ですか?

人生の健康も日々の健康も支えたい。

ものづくりで誰かを喜ばせたい気持ちがあり、中でも健康に関わるものがいいと考えていました。病気になればそれだけで人生は大きく変わるし、ちょっとした不調でも日々の生活は変わってしまう。多くの人の毎日を、人生を、よりよくすることに携われたらやりがいがあるだろうと志望しました。

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Q 今どんな仕事をしていますか?

臨床での声を、製品に。

現在は、研究開発として新たな製品づくりを行っています。とくに最近は、眼科医との連携に力を入れているところ。注目の有効成分や眼科の患者さんから寄せられる声、最近多く見られる症状など、様々な情報を参考にさせてもらっています。そこにあるのは、目のお悩みにまつわるリアルな情報や生の声です。私たちの製品はドラッグストアなどの小売店を介してお客さまの元へ届くため、直接声を聞ける機会は少ない。医師の意見と医師を通じたお客さまの声はとても参考になります。そういった情報を活かしつつ、ロート製薬らしいものにするのが研究開発の仕事。ただ成分がいいだけでなく、さし心地、さしやすさ、容器の見た目まで、お客さまへ寄り添えるようにしたいです。

Q あなたにとって誇れる一歩は? ①

素朴な疑問が、大学との共同研究へ発展。

研究開発の先輩と会話する中で、私が発した素朴な疑問。目薬にも配合されているメントールは、清涼感だと受け取る人もいれば、不快だと感じる人もいるのはなぜでしょうね? 最初は雑談程度の気持ちだったのですが、先輩たちは「それいいじゃん!知りたいね!」と後押ししてくれて、大学との共同研究プロジェクトが立ち上がることに。外部機関との協業で、疑問の解明に乗り出しました。

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Q あなたにとって誇れる一歩は? ②

他分野の面白さまで、ロート製品に詰め込んで。

プロジェクトそのものの面白さもありましたが、自分の素朴な疑問が周りの後押しでプロジェクトとして大きくなった事実に、感動したことをよく覚えています。私は当時新人で、まずは仕事の流れを覚えよう、と考えていた時期。与えられたことをこなすことが、専門家への道なのだと思っていました。しかしそれは間違い。もっと自分の興味を起点にプロジェクトを興したっていいし、専門外に飛び出してもいい。他の分野を勉強することも大事だけれど、わからなければ外部の専門家の力を借りればいいことを知りました。私なんて、新人なのにいきなり目薬の研究を超えた領域研究を経験したわけですから。あらゆることに興味を持ちながら、ひとつの製品に落とし込んでいくことも、ロートらしさのひとつなのかもしれません。

Q これから踏み出したい一歩は?

商品を通じ、自ら健康を考えるお手伝いを。

私たちが扱うのは、ほとんどがOTC製品。病院で「あなたはこの薬を使ってください」と指示されるものではなく、お客さま自身が「私はこれを使ってみよう」と選ぶものです。お客さまが自ら健康について考え、アクションすることを、私たちは製品を通じてお手伝いしているのだと思います。選択肢を広げたり、興味を持てる工夫をしたり、お客さまが健康について考えるきっかけとなる製品をつくっていけたらいいですね。具体的に今後やってみたいのは、これまでOTC製品では配合できなかった成分を配合し、新しい価値をお客さまに提供したいです。実現方法を考え、将来のお客さまの悩みに寄り添える目薬を店頭に並べたいです。

  • ※OTC:Over The Counterの略。カウンター越しに薬を渡すことに由来し、処方箋がなくとも買える医薬品などを指す。

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