社員の一歩イメージ

SCM職(サプライチェーンマネジメント)

役割にとらわれるな。
やるべきは、目的に対して最適な動きだけ。

たっちゃん

製品企画管理部 2021年入社

Q 入社のきっかけは何ですか?

この会社といえば。代表的な商品を持つ企業に感じた魅力。

学生時代は生命科学を専攻しており、医療系の業界を中心に就職活動をしていました。就活をしながら感じたのは、代表的な自社商品を持っている企業で働きたいということ。この会社といえばこの商品、 と言えるものがある企業の方が、自分はやりがいを感じられそうだと思っていました。結果的に選んだのは、ロート製薬。目薬をはじめ代表的な商品がいくつもあり魅力に感じました。

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Q どんな人と一緒に働きたいですか?

どんなバックボーンも、自分らしさにできる。

仕事内容によって求められる知識は異なるものの、基本的にはロートの仕事には「こんな人でなければダメ」なんて決まりはありません。私自身、調達の仕事に配属されて最初は驚いたものです。それまで調達の仕事について文系学部出身のイメージがあり、生命科学専攻の自分は役に立たないのではと疑問でした。しかし実際やってみると、原料や品質に関して持っていた知識を活かせることなど、実は役立つ経験があった。どんなバックボーンを持っていても、オリジナリティにすることができるのだなと思います。

Q 今どんな仕事をしていますか?

長期的目線で、全てのバランスをコントロールする面白み。

調達には大きく分けて、原料や資材を仕入れる担当と、完成品を仕入れる担当がいます。私は後者。ロート以外のパートナー企業へ委託している製品の購入を行います。ロートの自社製品と委託製品で違いがあってはいけませんから、品質は厳しくチェック。ただし、調達のミッションは品質の追求だけではないのが面白いところでしょう。調達にとって大事なのは、バランスをとることです。QCDのバランス、ロートと委託先企業さまとのバランス、関係する様々な職種の方とのバランス。短期的に自分の利益だけを考えてはいけません。長期的な視点で、誰にとってもいい方法を考えながら、交渉したり提案したり。多くの人の間に立つ意識が大事なポジションだと思います。

  • ※QCD:製造業のマネジメントにおいて重要な3つの要素。Quality(品質)、Cost(コスト)、Delivery(納期)の頭文字。

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Q あなたにとって誇れる一歩は?

調達を辞めた。
なぜか、調達としての成果が出るようになった。

配属直後の自分は、調達の役割に固執しすぎていました。これは調達の仕事じゃない、とか。これは他の部署の役割だ、なんて不満もあった。しかし関係者の多い調達の仕事は、それだと全然上手く回りません。そして限界を感じたある日、宣言したんです。調達の仕事、辞める! と。調達を辞めて、品質保証も生産管理も企画も委託先の工場についても、関係する仕事について全てを少しずつ学び、とにかく関わるすべての人を統括できるよう務めることにしました。すると、不思議と全ての仕事が上手くいくように。自分が思っていた調達の役割を下りたことで、結果的に調達としての結果が出せた。目先の仕事内容や役割にとらわれる必要はないのだなと、気づくことができました。

Q これから踏み出したい一歩は?

経営目線を持って、取引先と向き合う。

これから意識したいのは、経営視点を持って取引先さまと向き合うこと。いい製品を見極めるだけでなく、いいパートナーとしての関係を求めていけるようになりたいと考えています。そこに大事なのは、企業を経営観点から見ることです。売上など数字で見えるものから企業を見たり、風土・文化などの点から企業を見たり。どのような企業であるかを読み解きながら、ロートとよりよい関係を築ける取引先さまを探したいです。

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