クロストークイメージ

CROSS TALK - 04

採用コンセプトリニューアルプロジェクト

就活に「正解」はない。
自分なりの正解へ、一歩踏み出す人になろう。

プロジェクト概要
このたび2023年、ロート製薬は採用コンセプトをリニューアルしました。背景には、ロートが抱えていた採用の課題を解決したい、そしてより価値観が合う人とともに働きたいと願う人事メンバーの想いがあります。こちらのクロストークでは、人事・広報視点における、これまでの採用の課題やどのような人と一緒に働きたいかについて、改めて話す機会を設けました。
  • クロストークrecruitment-project01

    広報・CSV推進部
    兼人事総務部

    はるちゃん

    広報としてのキャリアが長く、リリース制作や取材対応だけでなく、ロートのコーポレートサイト制作などにも携わる。ダブルジョブ制度を活用し、人事での仕事にも携わる。

  • クロストークrecruitment-project02

    人事総務部
    兼広報・CSV推進部

    ゆいぴー

    人事として2025年卒採用に向けての人事・採用をメインで担当。社内ダブルジョブ制度で広報の業務にもチャレンジ中。

  • クロストークrecruitment-project03

    人事総務部

    おまゆ

    2024年度入社のメンバーに対する新人研修などを担当。若手社員として、就活中の学生と近い目線を活かし、プロジェクトに参加。

  • クロストークrecruitment-project04

    人事総務部

    まこっちゃん

    採用に限らず、人事戦略全体で幅広く業務にあたる。今年度から、新卒採用とともにキャリア採用にも力を入れている。

Session - 01

ロートが好きだから、より、
ロートでこれをやりたいから、と言われたい。

まこっちゃん

採用コンセプトをリニューアルするにあたり、現状の採用に関する課題を整理し、どんな人と一緒に働きたいかについて、採用や広報に関わるみんなで考えてきました。このクロストークは、私たちがどんな想いで採用活動を行っているか、どういった人を求めているか、これを読んでいる人に知ってもらうための企画です。

ゆいぴー

そもそもでいうと、より深くロート製薬を知ってもらい、その上で働きたいと思ってくれた方と出会いたかったからです。ありがたいことに、ロートを知ってくださっている方、商品が好きだと言ってくださる方はたくさんいます。会社の規模も私たちが入社したころよりも大きくなり、知名度もあるからこそ、多くの方が採用に応募してくださるのだと思う。

おまゆ

それは本当にありがたいのですが、「有名な会社だから」「商品が好きだから」という志望理由がすごく増えたと感じていました。

まこっちゃん

そうですね。安定していそう、カタい、しっかりしている……そういったイメージを持たれることも増えました。

ゆいぴー

でもそれらはあくまでイメージです。本当のロートは、もっとハングリーでチャレンジ精神のある風土。一人ひとりがそれぞれの想いを持って取り組みながら、様々な領域へ自分で飛び出していくメンバーが多い企業です。そこが求職者の方に伝わっていないことが、私たちの感じている課題でした。

おまゆ

イメージのロートと実際のロートのギャップですよね。私たちとしては、お客様や社会への想いを周囲にぶつけてチャレンジできる、ハングリーな風土を活かせる人と働きたい。しかしイメージに引っ張られている人だと、安定や穏やかな雰囲気を求めて来てくださるかもしれません。そこにギャップがある可能性を感じていました。

はるちゃん

そうですね。就職活動全体が受験のようになってしまっている側面もあると感じます。難易度が高いと言われる企業や知名度のある企業へ入ることが目的となっている。

ゆいぴー

そのために、就活用の正解を用意する人も多いと感じます。そうさせてしまうのは、企業側の責任もありますよね。

おまゆ

就職活動が嘘の付き合いのようになるのは嫌ですよね。私たちは、「ロートは素敵な会社だから入りたい」と褒めてほしいわけじゃない。上手な就活テクニックで選考を通過してほしいわけでもない。「私はロートでこんなことをしたい」と自分のやりたいことや意志を持ってほしいんですよね。

Session - 02

のめり込み、さらにそこから一歩踏み出す才能を。

まこっちゃん

これから入社する人には、どのようなことを求めますか?

ゆいぴー

先程、就活が受験みたいになってしまっているという指摘もありましたが、正解があると思ってを答えを探したり人に聞いたりするばかりではなく、まずは自分なりに考え行動する人であってほしいです。

はるちゃん

まずは、自分はこう思う、と考えられることですね。当然、間違っていたり、周りと価値観が違ったりすることはあります。それでも自分が思ったことを本気で相手にぶつけてみることや、相手と会話をしながらわかりあっていくことが重要だと思う。そういった経験を持っていてほしいし、ロートにもぶつけてほしいです。

まこっちゃん

間違ったりぶつかったりするのは、決して楽しくはないし、面倒くさい。ただ好きなだけじゃできないことですよね。逆に言えば、面倒なことですらやらねばと思えるほどやりたいことや好きなものだったら、それは愛だから。のめり込むこと、そこから行動すること、両方が大事なんですよね。

おまゆ

愛というと大きいですが、のめり込めるかどうかですよね。まずは身の回りのものに、興味を持つ。さらに深掘ってみる。視野を広げてみる。そういう経験は、年齢関係なく積めるものだと思います。

ゆいぴー

そうですね。ロートのエントリーシートの質問にも、「あなたが楽しいと感じる瞬間は?」というものがあります。その人の好きなものは何か、どんなふうにのめり込んでいるかを知りたいから入れているんですよね。

おまゆ

マニアックなところでもいいんです。なぜ好きか、どれくらい好きか、ぜひ聞かせてほしい。

はるちゃん

今好きなものを入社後に大切にしてほしいことはもちろんですが、入社後に新しく出会ったものを好きになる力も大切だし、好きなだけで終わらず、それのためにどれだけ行動できるか、愛せるか。これもひとつの才能ですね。

Session - 03

間違っていても、失敗してもいい。
それでも、一歩を自分で踏み出してみてほしい。

ゆいぴー

エントリーシートでは、「今あなたが感じている違和感」についても聞いています。

おまゆ

身近なことでもいいですし、ニュースで見たことでもいい。様々な視点を持って、課題を見つけてほしい。そしてそれを世の中のせいにしたり、誰かが解決するのを待ったりするのではなく、自ら何かするのが重要ですよね。

ゆいぴー

いきなり社会課題を解決するような壮大な話ではなく、まず自分がどうしてみようか、考えて一歩踏み出せるかどうかなんですよね。

まこっちゃん

そうですね。それが大切だから、今回の採用コンセプトにも「一歩踏み出す」ことを掲げています。間違っていても、失敗してもいい。でも一歩自分で踏み出してみてほしいという想いを込めています。

ゆいぴー

自分なりに考えて意味付けを行った結果の一歩なら、もし失敗したとしてもあとから振り返ったとき必ず糧になるはずです。成功するかどうかよりも、一歩踏み出してみること、そしてその一歩を次の一歩へつなげることを重視したいですね。チャレンジを続けることって、大事ですから。

おまゆ

そしてその一歩踏み出した人を応援する風土がロートにはあることを知ってほしいですね。ハングリーな人、チャレンジし続ける人がたくさんいる。

まこっちゃん

少し厳しい表現になるかもしれませんが、サイトや説明会など、さまざまな形でロート製薬を知り「ロートは自分が活躍するフィールドではないかもしれない」と思われる方もいるかもしれませんね。それも大事なことだと思っています。キャリアは多様です。もしかしたら、ロートの大事にしている考え方を知った上で、一緒にお仕事をする外部パートナーとしてロートに関わっていただく可能性も多いにあると思っています。

はるちゃん

副次的な効果かもしれませんが、このメッセージは社内にも届けば嬉しいです。あなたも一歩踏み出してみようと、ロートってそういう環境だよ、と改めて社内のメンバーにも伝えたい。入社してしまうとなかなか内側からは自分たちのことがわからなくなったり、本来やりたかったはずのことがわからなくなってしまったりするタイミングってある。そういった人にとっての刺激になれればいいなと。

ゆいぴー

そうですね。社内にも社外にも、一貫したメッセージを発信したい。今いる人とも、これから入ってくる人とも、価値観を共有しながらともに頑張っていけたらいいですね。

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