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ロートグループCSR調達ガイドライン、プラスチック方針、紙製品調達方針、並びに税務方針制定のお知らせ

経営

サステナビリティ

ロートグループCSR調達ガイドライン、プラスチック方針、紙製品調達方針、並びに税務方針制定のお知らせ

2023年7月31日

ロート製薬株式会社(本社:大阪市、社長:杉本 雅史)は、この度、サプライチェーン全体での持続可能な調達を目指し、当社のサステナブル調達についての新たな指針となる「ロートグループ CSR調達ガイドライン」(以下、「本ガイドライン」という)を制定しました。本ガイドラインは、近年の持続可能な調達に関する国際規格や社会からの要請の高まりを受け、これまで推進してきたサステナブル調達の取り組みをさらに向上させるため、現行の「サプライヤーCSRガイドライン」を改訂したものです。
本ガイドラインは、当社で調達活動に関わるすべての役職員が基本とする方針「調達基本方針」と、サプライヤーへ要請する事項「CSR調達基準」から構成されています。「CSR調達基準」は、「法令・企業倫理の遵守」「人権尊重」「労働安全衛生」「環境配慮」「安定供給、品質、製品安全の保証」「情報セキュリティの確保」「社会への貢献」の7項目からなり、昨今グローバルに企業が取り組みを求められる社会的課題に対応した内容としております。
今後、当社グループ内及びサプライヤーに対し本ガイドラインの周知を進め、サプライチェーン全体での調達活動における各種リスクの把握や問題が発生した場合の早期是正に向け、調達活動に関するステークホルダーと共に本ガイドラインに基づく活動を推進するとともに、この取り組みを通じて、社会的課題の解決と、当社グループとサプライヤー双方の企業価値向上を目指してまいります。
また、併せて、関連する環境配慮や社会的責任に対する方針として、「ロートグループプラスチック方針」「ロートグループ紙製品調達方針」「ロートグループ税務方針」を策定しました。環境に関する取り組みについては、既に発表を行っている非財務目標「サステナビリティ目標2030」に基づく取り組みを推進していくとともに、必要に応じて追加的な目標を設定、開示してまいります。

ロートグループCSR調達ガイドライン

調達基本方針

安全・安心で高品質な製品・サービスを提供するために、公正・公平な取引を実施し、サプライチェーンの取引先とともに、人権・労働安全衛生・環境などの社会的責任にも配慮した調達活動を推進します。取引先との良好なパートナーシップを構築し、Well-beingな社会の実現に貢献します。

  1. 品質・安全
    生活者の皆様へ安全・安心で高品質な製品・サービスをご提供するため、品質と安全性を確保した製品・サービス等を調達します。
  2. 安定調達
    生活者の皆様が求める製品を安定的に提供するため、サプライヤーの皆様と共に安定調達を目指します。
  3. コンプライアンスの推進
    関連するすべての法令・ルールを遵守し、高い倫理観と社会通念に基づき調達活動を行います。
  4. 公平・公正な調達
    経営方針・品質・コスト・納期・環境への取り組みなどを総合的に評価し、公平・公正で透明性を持ったサプライヤーの選定を行います。
  5. 人権・労働安全衛生への配慮
    人権及び労働安全衛生に配慮した調達活動を推進します。
  6. 環境配慮
    環境への配慮に努めた事業活動の展開のため、地球環境に配慮した製品・サービスの調達に積極的に取り組みます。
  7. サプライヤーの皆様との信頼関係に基づく相互繁栄
    サプライヤーの皆様とは、対等なパートナーとして公正・適切な情報または意見交換を通じ、相互を理解することにより、良好な信頼関係を築き、相互の持続的発展を目指します。

CSR調達基準(※項目のみ記載)

当社グループに関わるサプライチェーン全体で持続可能な社会の発展に貢献するため、CSR調達基準を制定しました。サプライヤーの皆様には、本ガイドラインの主旨をご理解いただき、本取り組みへのご協力をお願いします。また、必要に応じてCSR調達への取り組み状況をモニタリングする為のアンケート等を実施させていただく場合があり、調査の結果、課題のあるサプライヤー様については改善を依頼いたします。(詳細はホームページをご覧ください。)

  1. 法令・企業倫理の遵守
  2. 人権尊重
  3. 労働安全衛生
  4. 環境配慮
  5. 安定供給、品質、製品安全の保証
  6. 情報セキュリティの確保
  7. 社会への貢献

ロートグループプラスチック方針(※項目のみ記載)

ロートグループは、皆様の「健康」を守る企業として、「地球の健康」を守りそれを次世代に継承することを責務と考えています。当社グループでは製品の多くにプラスチック製容器を使用しています。以下の方針を掲げ、製品の安全性やご使用に際するプラスチックの有用な機能は保持しながら、プラスチック製品の資源循環や利用量の削減を推進することによって地球環境への影響を低減してまいります。多様なステークホルダーの皆様とともに、ものづくりや輸送に関わる環境負荷低減の取り組みを進めるとともに、その実現に向けて社員一人ひとりが意識を高め、責任ある行動に努めます。(詳細はホームページをご覧ください。)

  1. 使用量の削減
    ・過剰なプラスチックの使用をなくし、使用量の削減を推進します。
  2. 再利用
    ・容器の再利用提案を促進します。
  3. 再資源化・資源循環
    ・リサイクル率向上に向けた活動を推進します。
  4. 再生可能原料への転換
    ・資源循環が可能なリサイクル素材や植物由来素材への置き換えを進めます。
  5. 啓発活動、環境保全
    ・社員の環境意識を高めるとともに、ステークホルダーの皆さまへの啓発活動を行います。

ロートグループ紙製品調達方針

ロートグループは、皆様の「健康」を守る企業として、「地球の健康」を守りそれを次世代に継承することを責務と考えています。紙原料となる森林資源は、乱伐や違法伐採により世界的に減少が続いています。当社グループでは、「ロートグループCSR調達ガイドライン」に基づいて、持続可能な社会の実現に向け、紙製品の調達に関する以下の行動指針を定めます。

対象
  • 製品の包装資材(個包装、添付文書、内装箱、外装段ボール)
  • 販促資材(什器、ボードなど)
  • 会社案内、製品パンフレットなどの冊子類
  • コピー用紙などのオフィス用品
行動指針
  • 環境に配慮したFSC※1などの森林認証紙、または再生紙を優先して使用します。
  • 認証紙・再生紙以外の紙については、以下の条件を満たす持続可能な紙を優先的に調達します。
    1. 原木生産地の法令や社会規範を遵守し、適切な手続で生産されているもの。
    2. 国際的な人権に関する考え方に基づき、人権の尊重、労働環境・安全衛生に配慮して生産されているもの。
    3. 環境保全や、生物多様性・生態系保全など、地球環境に配慮しているもの。
  • サプライヤーに本ガイドラインの共有・周知を徹底し、問題があった場合は適切に対応します。
  • 本ガイドラインは、定期的に内容の見直しを行います。

※1:FSC:森林管理協議会(Forest Stewardship Council)

ロートグループ税務方針(※項目のみ記載)

  1. 基本的な考え方
  2. 税務コンプライアンス
  3. 税務ガバナンス
  4. 税務コストの適正化
  5. 移転価格
  6. 税務リスクの低減
  7. 税務当局との関係
    (詳細はホームページをご覧ください。)