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ロート製薬が従業員の「睡眠改善プログラム」を導入。「SleepTech」を健康経営と働き方改革へ活用

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ロート製薬が従業員の「睡眠改善プログラム」を導入 「SleepTech」を健康経営と働き方改革へ活用 ~2020年に向けて、生活習慣病予防、卒煙推進、ライフワークバランス向上に取り組む~

2019年6月10日

ロート製薬株式会社(本社:大阪市、代表取締役会長兼社長:山田邦雄)は、かねてより取り組んでいる健康経営の一貫として、2019年7月から睡眠習慣デザインプログラム「lee BIZ(リー・ビズ)」を導入します。本プログラムは、SleepTechベンチャーである株式会社ニューロスペースが開発したもので、専用の睡眠計測デバイスとスマートフォンアプリを用いる他、睡眠に関する研修やワークショップ等へ参加し、3ヶ月間で良い睡眠習慣を身につけることを目的とするものです。本取組を通して、従業員の主体的な健康づくりを支援し、より一層健康経営と働き方改革を推進して参ります。

導入の背景・狙い

当社の調査では、従業員の56%が「睡眠に不満」「どちらかと言うと不満」と回答しており、「疲れが取れない」、「睡眠時間が足りない」、「夜間に目が覚める」といった睡眠に関する悩みを抱えていることが分かっています。さらに、従業員の61%が、日中に強い眠気が「よくある」「たまにある」と回答していることから、従業員の心身の健康づくりだけでなく、従業員の安全管理の側面からも睡眠改善の取組みが必要となっています。当社では、これまでも従業員向けの睡眠セミナーなどを開催してきましたが、性別や年代、個々の状況によって睡眠の課題は異なり、思うような効果が得られませんでした。そこで今回、画一的な情報提供だけでなく、個々の睡眠状況に応じて、最適な睡眠改善アドバイスを提供できるプログラムを導入することで、従業員の睡眠力の向上を目指しています。

※2018年10月実施 健康意識調査(N=1,556)

睡眠習慣デザインプログラム「lee BIZ」について

今回、当社が導入する睡眠習慣デザインプログラム「lee BIZ(リー・ビズ)」は、SleepTechベンチャーの株式会社ニューロスペースが開発したもので、同社は企業向け睡眠改善プログラムにて国内70社・延べ1万人以上の睡眠改善を通じて、企業の健康経営と生産性最大化を支援してきた実績があります。
(株式会社ニューロスペース URL:https://neurospace.jp/

本プログラムでは、3ヶ月で良い睡眠習慣を身につけることを目指しています。睡眠計測デバイスで1人ひとりの睡眠を可視化し、計測データに基づく睡眠の傾向やタイプを踏まえて一人一人にあった改善プランを提案し、日々の生活における具体的な改善アクションのアドバイスを通じて改善までの道のりをガイドします。
睡眠計測デバイスは、マットレスの下に挿入し電源をつなぐだけで利用可能で、睡眠測定の負担なく参加できることも特徴です。

2020年に向けた健康経営の主な取組み

当社では、2020年に向けた独自の健康目標を設定しており、さらなる従業員の健康づくりを通して、目標の達成を目指しています。各項目の進捗は以下の通りです。

生活習慣病予防

社会的に、「生活習慣病および予備群」が増加傾向にある中、当社でも男性従業員の約2割以上が肥満傾向(BMI25以上)に該当しています。そこで当社では、「食事」「運動」「睡眠」に関する従業員の健康的な生活習慣の実践支援を通して、肥満の解消と生活習慣病の予防に取り組んでいます。

女性の健康づくり

当社では、約6割を占める女性社員の健康問題に取り組んでおり、特に「原因ははっきりしないけれど、なんとなく体調がすぐれない」、いわゆる不定愁訴症状を抱えながら働く女性の健康改善をテーマとしています。そこで不定愁訴の原因の1つとして指摘される「鉄不足」の解消と、女性の貧血対策に取り組んでいます。

卒煙推進

当社では、本人とその家族、さらには次世代の健康にも影響を与えることから、「従業員のタバコからの卒業=卒煙」に取り組んでいます。今後、卒煙推進の取組みをさらに強化し、2020年までに従業員の喫煙者が全員卒煙し、喫煙者がゼロとなるように取り組んでいきます。

ライフワークバランス

当社では、心身のリフレッシュや自己研鑽などに活用する時間を持つことが重要と考えており、計画的な連続有給休暇取得を推奨するため、プラスワン休暇制度(4日以上の連続有給休暇取得に対して、特別休暇を1日付与する)を設け、従業員の主体的な働き方・休み方改革の実現に取り組んでいます。