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スキンケア製品のプラスチック容器をリサイクル。「地球も肌も潤うリサイクルプログラム」始動

サステナビリティ

ロート製薬×マツモトキヨシホールディングス スキンケア製品のプラスチック容器をリサイクル 「地球も肌も潤うリサイクルプログラム」始動

2020年8月26日

ロート製薬株式会社(本社:大阪市、社長:杉本雅史)と株式会社マツモトキヨシホールディングス(本社:千葉県松戸市、社長:松本清雄)は共同で、「地球も肌も潤うリサイクルプログラム」を2020年9月1日より全国の薬マツモトキヨシ「matsukiyo LAB(マツキヨ ラボ)」で開始します。こちらは使い終わったスキンケア製品の空き容器の回収・リサイクルを通じて、地球の緑に変えていくプログラムです。

業界の枠を超えて取り組む-実施の背景

近年、環境問題は未来の社会を考えた際に解決していくべき社会問題の一つとして、各業界においてアクションが多数行われています。これまで両社ではそれぞれで取り組みを行ってきましたが、製造業・小売業と業界の枠を超えて共に取り組みを行うことで、さらに多くの方がこれまでの行動を考え、変える一つのきっかけになると考えました。
これからもお客様と共に未来を考え、一緒に取り組んでいきたいと考える両社の想いが合致し、今回の取り組みを実施するに至りました。

緑を増やし、地球の潤いにも貢献-「地球も肌も潤うリサイクルプログラム」概要

肌に潤いを与えるスキンケアアイテムだけでなく、今回は地球の潤いも考えた企画です。お客様には使い終わったスキンケア製品(ロート製薬の製品以外でも可)の空プラスチック製ボトルなど対象の容器※1を全国の「matsukiyo LAB」に設置されている専用回収BOXに持参いただきます。集まった空き容器はその後テラサイクル合同会社によって新たなリサイクル素材として活用され、最終的に植木鉢となり、地球の緑を増やしていく、地球の潤いにも貢献していきます。

※1:回収対象:化粧水、乳液、保湿クリーム、洗顔フォームなどのプラスチック製のボトル(フィルム付きのままで構いません)。プラスチック製品以外でも、フェイスマスク容器/アルミ蒸着パッケージやスキンケア製品の詰め替えパウチも回収可能。

ロート製薬の環境への取り組み

ロート製薬では2004年の発売以降、世代を越えたくさんのお客様にご支持いただくブランドの「肌ラボ」において、2005年には当時ではあまりなかったガラス瓶からプラスチックボトルへ容器の仕様を変更、詰め替え用パウチを発売しました。詰め替え用パウチは「容器よりもリーズナブルでゴミを減らすことができる」とお客様からご好評の声をいただき、現在では常識となった市場を創出しました。さらに現在では「肌ラボ」ブランドの多くの商品に植物由来の原料を一部に用いたバイオマス容器に仕様を変更、その他日焼け止めの「スキンアクア」シリーズの一部商品にてパッケージにメカニカルリサイクルPETフィルムを一部に使用しており、これら環境に配慮した商品には独自の環境マーク「R・eco」マークを導入しています。多くのお客様にご使用いただくからこそ、地球環境も考え、商品を展開しています。

マツモトキヨシホールディングスの環境への取り組み

マツモトキヨシホールディングスでは「1st for you. あなたにとっての、いちばんへ。」を掲げて、全国47都道府県に店舗を展開しております。近年ではポリエチレン製のレジ袋の廃止と共に再生ポリエステル100%のオリジナルエコバッグを発売、また植物由来のバイオマス成分30%を使用したレジ袋を用意し、お客様とともに地球の健康を考える取り組みを行っております。また、マツモトキヨシで展開するスキンケアPB品シリーズ「アルジェラン」において循環資源を活用しており、肌だけでなく地球環境にもこだわり商品づくりを行っています。

今後の展望

両社ではこれからも続く未来の社会に向けて、少しでも多くの方と一緒に活動をしていく社会を創っていきたいと考えております。今回のプログラムもすでに社会で行われている様々な取り組みの一つとして、未来の社会に向けた持続的な活動が当たり前になる社会のきっかけになることを目指し、展開していきます。

ロート製薬・マツモトキヨシホールディングスは持続可能な開発目標(SDGs)を支援しています。