久米島海洋深層水仕込みのクラフトビール発売
~人、地域、自然つながる、循環型社会システムへの挑戦~
2021年10月8日
ロート製薬株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:杉本雅史)の子会社である、株式会社ロート・F・沖縄(沖縄県うるま市、代表取締役社長:中原剣)は、「くめじまーるCafé」(沖縄県久米島町)をオープンし、2021年10月8日(金)より海洋深層水仕込みのクラフトビール「KUMEJIMA
612 THE BOTTOM」他2種類の出荷販売を開始いたしました。なお、本商品は「くめじまーるCafé」「リゾートホテル久米アイランド」およびECサイトにてご購入いただけます。
『HATENO BLUE』 |
『THE BOTTOM』 |
『RED & BLUE』 |
青くて甘い、ちいさな久米島 |
千年の時を駆けるビール |
そこにしかない青を求めて |
330ml |
330ml |
330ml |
1,100円(税込・EC販売価格) |
880円(税込・EC販売価格) |
880円(税込・EC販売価格) |
発泡酒 |
ビール |
発泡酒 |
久米島の誇る観光資産「はての浜」の真っ青な海の色をイメージしました。白い砂浜と青い海、果てしなくなるほどに美しい景色を、カクテルのように甘く華やかな香りと透き通る天然の青色で表現しています。久米島の海に思いを馳せながらお楽しみください。 |
海洋深層水由来の硬度1,000の超硬水を使用することにより、IPA※特有のフルーティな香りと苦みを持ちながらも、シャープでクリアな味わいを両立させることが可能になりました(特許申請中)。世界の海を1,000年かけてめぐってきたエネルギーを感じながらお楽しみください。 |
海に潜った時に見える静かで深い青色を再現しました。ドイツ人醸造家とコラボレーションし、発泡酒ながら麦芽100%にこだわった骨太な味わいです。光の加減によって赤くすら見える濃い青色は、深淵なる海の神秘さを彷彿とさせます。海中を漂う気分でお楽しみください。 |
※IPA:India Pale Ale(インディア・ペールエール)の略称。ビールの原材料の一つである「ホップ」を大量に使用してつくられるビール
ECサイト:https://www.kumejimarl.com/shop
ロート製薬と久米島の関わり
当社は2013年より沖縄県において畜産・農産や加工販売を通して循環型産業、六次産業化に取り組んできました。久米島では、国内1位の取水量を誇る「海洋深層水」を多段階に活用した自立循環型のまちづくり「久米島モデル」に共鳴し、2016年より海洋深層水を活用した農業実証プロジェクトに参画するなどの連携を図ってまいりました。
*久米島モデル:久米島の地域資源である再生可能な「海洋深層水」を利用して、エネルギーと水と食糧を再生可能エネルギーにより自給しながら産業振興と雇用創出を図る、自立循環型社会のモデル(イラスト:久米島町提供)
持続可能な循環型社会モデル「くめじまーる」*とビジョン「Connect for Well-being」への挑戦
*くめじまーる:「久米島モデル」を起点に産業が広がっていき、そこから派生する持続可能な循環型社会モデルの総称
当社は、2030年に向けたグループ総合経営ビジョン「Connect for Well-being」を掲げ、一人ひとりが身体も心もイキイキと過ごせるように、健康を軸にさまざまアプローチでの取り組みを行っています。現在だけでなく未来のウェルビーイングも見据え、人・地域・自然が一体化し、循環しながら持続する次世代の社会システムの構築にも積極的に関与することで、「社会の健康」へ貢献していきたいと考えています。
久米島町が提唱する「久米島モデル」は、海洋深層水という無尽蔵な資源を活用し、エネルギーと産業を永続的に生み出せる可能性を秘めています。当社は久米島モデルから生まれる、人の健康、社会の健康、地球の健康が循環しながらつながる仕組みを「くめじまーる」と表現し、人々の新たなライフスタイルの形として提案していきます。その発信基地として人々の交流の場となることを目指したカフェ「くめじまーるCafé」を10月8日にオープンします。
久米島モデルの発信基地「くめじまーるCafé」
来店されたお客様に久米島の海洋深層水をもっと身近に感じて頂きたい、という想いから、海洋深層水の冷たさにいつでも触れられる蛇口、海洋深層水を活用して生まれた各種商品の販売、海洋深層水を使ったディスプレイ等を行っています。併せて、久米島の海洋深層水由来のミネラルを豊富に含んだ久米島初オリジナルなクラフトビール「KUMEJIMA
612 THE BOTTOM」を開発し、くめじまーるCaféおよびECサイト等での販売を行います。なお、「KUMEJIMA 612」のブランド名は久米島の深層水が水深612mから汲み上げられていることに由来しています。