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7割以上が、リアルの場で「見る」ことの良さを実感。10月10日 目の愛護デーに際し、視覚とウェルビーイングとの関係を調査

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7割以上が、リアルの場で「見る」ことの良さを実感 10月10日 目の愛護デー※1に際し、視覚とウェルビーイングとの関係を調査

2023年10月6日

ロート製薬株式会社(本社:大阪市、社長:杉本雅史)は、10月10日の「目の愛護デー※1」に際し、全国の1,000名を対象に、新型コロナウイルス感染症流行前後での目に関する意識実態に関する調査を行いました。当社は、「見える」を守り支えるだけでなく、その先にある幸せ、ウェルビーイングを支えていきたいという想いのもと、110年以上に渡りあらゆる活動を通して目の大切さをお伝えしてきました。そのなかで、当社の調査においても、今春に外出や旅行規制が解除されて以降、リアルに「見る」ことの良さを実感している方が多い傾向がみえてきました。

※1:「目の愛護デー」とは、中央盲人福祉協会によって制定された、目の健康を守るための記念日。

調査の背景

「見ること・見えること」に関わる「目の健康」は、生活そのもののみならず、心身の健康にも影響を与えます。新型コロナウイルス感染症流行の前後において、人々の生活は大きく変化しました。旅行を始めとした行動規制があり、巣ごもり中心であった時期を経て、リアルの価値が再認識される今の状況において、「見ること・見えること」の実態や、生活者の意識の変化を知るために、今回の調査実施に至りました。

調査サマリー

  • 全体の7割以上が、リアルの場で「見る」ことの良さを実感したと回答
  • リアルで見ることができて嬉しかったものとして最も多かった回答は、「国内旅行で見た風景」「家族・親戚の顔」「花火・花火大会」「友人・知人の顔」
  • リアルの場で見ることができて嬉しかった体験の詳細から、「見る」ことと「心身の健康」の繋がりが示唆される
  • 全体の2人に1人が、自分自身の目のケアに対して「関心を持っている」と回答
  • 全体の2人に1人が、「目の悩みを抱えている」と回答した一方で、その内の半数は「対処はしていない」と回答

全体の7割以上が、リアルの場で「見る」ことの良さを実感したと回答

新型コロナウイルス感染症流行を経たことで、改めてリアルで「見る」ことの良さを実感したか聞いたところ、全体の7割以上が「とても実感した」若しくは「やや実感した」と回答しました(図1)。さまざまな行動規制が解除された今、リアルの場で「見る」ことの価値を認識している方が多いことが見て取れます。

図1

リアルで見ることができて嬉しかったものとして最も多かった回答は、「国内旅行で見た風景」「家族・親戚の顔」「花火・花火大会」「友人・知人の顔」

リアルで見ることができて嬉しかったもの、人、風景を聞いたところ、「国内旅行で見た風景」を選択された方が最も多く、次に「家族・親戚の顔」、「花火・花火大会」、「友人・知人の顔」を選択された方が多くいらっしゃいました(図2)。

図2

リアルの場で見ることができて嬉しかった体験の詳細から、「見る」ことと「心身の健康」の繋がりが示唆される

リアルの場で見ることができて嬉しかった体験の詳細を聞いたところ、

  • 「リタイアして初めての旅行で見た富士山。写真やテレビ等で見るよりも素晴らしい景色が広がっていて感動した

  • 「両親と離れて暮らしている実感が湧き、普段から顔を合わせておく重要性、一緒に食事をとる大切さを感じた

  • 「オンライン対面しか出来なかったが、リアルの場で聞こえた声、見れた表情に安心して嬉し涙がでた

  • 「久々の花火大会の復活で、大きくなった息子と一緒に見たのがとても感慨深い出来事になった

といったエピソードが寄せられました。こういったエピソードから、リアルの場で「見る」ことと「心身の健康」は関連している可能性が考えられます。

全体の2人に1人が、自分自身の目のケアに対して「関心を持っている」と回答

自分自身の目のケアに対する関心度合いを聞いたところ、全体の約2人に1人が「とても関心を持っている」「やや関心を持っている」と回答したことから(図3)、人々の目のケアに関する関心度合いの高さが伺えます。

図3

全体の2人に1人が、「目の悩みを抱えている」と回答した一方で、その内の半数は「対処はしていない」と回答

自身の目に対する悩みの有無を聞いたところ、何かしらの悩みがあると答えた方が479名となり、そのうち目の悩みへの対処の有無を聞いたところ、約2人に1人が全ての悩みに「対処はしていない」と回答しました(図4)。そのなかでも4割以上が全ての悩みに「対処法が分からず、対処していない」と答えたことから、目の悩みへの対処法についてお伝えしていく必要性があることが示唆されます。

図4

調査結果を踏まえた当社の想い

ウェルビーイングに繋がる「目の健康」を守り維持していくためには、まずは一人ひとりが前向きな気持ちで目に関心を持つことが重要と考えております。当社はアイケアのリーディングカンパニーとして、今後もさまざまな提案を通じて少しでも多くの人に、自分の目や大切な人の目について気づき、考え、行動するきっかけを提供していきます。

参考情報

調査の概要

  • 調査方法:インターネットによるアンケート調査
  • 調査委託先:マクロミル
  • 実施期間:2023年9月22日(金)~9月23日(土)
  • 調査対象:全国の20~60代の男女
  • 調査数:1,035名(内訳:男性519名、女性516名)