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子どもの花粉症実感、10年前32.7%→現在42.6%に増加。小学生では約半数が花粉症実感、うち32.1%「とても辛い」

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子どもの花粉症実感、10年前32.7%→現在42.6%に増加 小学生では約半数が花粉症実感、うち32.1%「とても辛い」 一方で3割以上の親が子どもの花粉症の症状を把握していない 目のかゆみで「勉強に集中できない」など深刻な日常生活への支障も

2024年2月9日

ロート製薬株式会社(本社:大阪市、社長:杉本雅史)が、「子どもの花粉症」に関するアンケート調査を実施したところ、子ども(0歳~16歳)を持つ親の約4割が、自分の子どもは「花粉症と診断された」または「花粉症だと思う」と答え、当社が2014年に実施した同様の調査と比較すると約10ポイントほど増えていることがわかりました。小学生の子どもに絞ると、その割合は約半数(47.4%)となり、発症年齢は平均5.8歳でした。また、およそ4人に1人が目のかゆみなどによって「授業など勉強に集中できない」と答えている一方で、約3割の親は「子どもの花粉症対策をしていない」ことも明らかになりました。

調査サマリー

PART1:子どもの花粉症

  • 0歳~16歳の子どもの花粉症実感、10年前32.7%→現在42.6%に増加
  • 小学生の47.4%が「花粉症と診断」or「花粉症だと思う」、発症年齢は平均5.8歳
  • 症状1位「鼻水」、2位「目のかゆみ」、32.1%が「とても辛い」
  • 花粉症によって53.9%が「勉強に集中できない」など生活に影響がある

PART2:花粉症の親子間ギャップ

  • 花粉症の子を持つ親の30.9%が把握していなかった「症状」がある
  • 花粉症の子を持つ親の51.8%が把握していなかった「日常生活への影響」がある

PART3:子どもの花粉症対策

  • 親自身が小学生だった頃と比較して、88.3%が「今の子の方が花粉症が多い」
  • 親の73.9%が「子どもの花粉症は大人より深刻」
  • 一方で28.2%の親が子どもの花粉症対策をしていない
  • している対策1位は「マスク」、“目のかゆみ”対策は優先度低い

PART4:子どもの花粉症の“目のかゆみ”

  • 目のかゆみによって「勉強に集中できない」「外で遊びを楽しめない」
  • 親の44.2%が把握していなかった「“目のかゆみによる”日常生活への影響」がある

PART5:医師・大久保公裕先生の解説

  • 子どもの花粉症が増えている理由は「生活環境の変化」と「親の花粉症体質」
  • 子どもの花粉症に気づくポイントは「目のかゆみ」