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「ロートグループ健康保険組合」設立について

「ロートグループ健康保険組合」設立について

2022年4月1日

ロート製薬株式会社(本社:大阪市、社長:杉本雅史)は、2022年4月1日(金)にロートグループ健康保険組合を設立いたしました。1899年の創業以来、「健康」を最も大切にしてきましたが、真の「健康」とは一人ひとりが心身共に健康であることで、世の中へも広がり、社会に貢献できることであると考えています。ロートグループ健康保険組合の設立により、今後も従業員のみならず、お客様そして社会全体の健康に貢献していくため、様々な健康づくりに更に取り組んでまいります。

設立の背景

当社は、1899年の創業以来、一貫して「健康」を軸に事業や取り組みを行ってきました。現在では医薬品にとどまらず、日常の健康的な食事や最先端の再生医療にも事業の幅を広げています。そのなかで当社は、従業員一人ひとりが心身共に健康であることで、世の中へも広がり、社会に貢献できることが真の「健康」であると考えています。近年では、「健康経営」を掲げ、経営の柱に据えて取り組んでまいりました。しかし、社内では、「メタボリックシンドロームおよびその予備軍が多く存在していること」や「BMI18.5未満の低体重の女性の割合が減少しない」などの課題も確認されています。この度、ロートグループ健康保険組合を設立し、従業員一人ひとりの健康状態を明確にし、それぞれの年齢や健康状態に応じた具体的な予防策・改善策を実施、スピード感のある健康支援体制を構築し、PDCAサイクルを素早く回し、従業員の健康維持に努めてまいります。

これまで健康経営としての取り組み(一例)

2002年 体力測定の実施スタート。現在も年に1度、全社員に対して継続中。
2014年 チーフヘルスオフィサー(CHO)を設置し、社内外における健康に関する取り組みの強化を目指す。
2016年 人事総務部内に「健康経営推進グループ」を設置。健康習慣を社内に定着させ、まずは社員が健康になること、そして社員からその家族や世の中に対して“健康の輪”を広げていくことを目指す。
2017年 会長、社長以下全社員が活動量計を身に付け「1日8,000歩、20分以上の早歩き」にチャレンジする「とこチャレ」を実施。
2018年 社内健康通貨「ARUCO(アルコ)」の導入。日々の歩数や運動、非喫煙など健康的な生活習慣の実施状況に応じてコインを付与する仕組み。獲得したコインはヘルシーランチやマッサージなどの健康づくりに繋がる幅広い用途で利用が可能となり、従業員が自発的に健康増進に取り組むための「きっかけづくり」を行う。
2020年 喫煙をしていない従業員が99.9%に到達。
2021年 2023年に向けた健康目標を制定。生活習慣病のリスク要因となるメタボリックシンドローム脱出をはじめとした健康の土台となる8つの指標を掲げ、社員が8つの指標の中から取り組む目標を宣言し、各々取り組みを行う。

現在準備中の施策(一例)

  1. 健康診断の充実
    一般的に40歳以上が対象となる「特定健康診査」について、適用年齢を30歳以上とすることで、疾病の早期発見・予防につながる取り組みを推進します。当社ではすでに30歳から実施していましたが、グループ会社全体として適用年齢が下がることになり、より予防・早期発見につながる施策となります。
  2. 健康診断の判断基準の統一化
    当社は、事業所及びグループ会社ごとに健診項目、判断基準が異なり、一律での健康状態の把握が課題でもありました。今後は標準化の実施、点在するデータの素早い収集方法の構築により、健診データを可視化し、適切な施策を導入します。健康保険組合と連携を図りながら、当社のビジョンと健康情報を発信していきます。
  3. 健康推進につながるWEBシステムの導入
    健康診断結果をWEBで確認できるように変更していきます。単年の結果確認の他、過去から現在に至る推移も可視化することで、傾向をつかみ測定項目ごとのリスクを把握できるように従業員の健康管理を後押ししていきます。
  4. グループ会社全体で健康人財の育成
    当社では以前より全社員一体となってウォーキングイベントを実施するなど、健康づくりに取り組んでまいりました。グループでの健康保険組合設立をきっかけに、グループ会社の従業員一体となって、健康施策を実施し、コミュニケーションの活性化、組織の活性化をはかっていきます。

ロートグループ健康保険組合について

設立日 2022年4月1日
所在地 大阪府大阪市生野区巽西1-8-1 スマートキャンプ2F
URL https://www.c-canvas.jp/kenpo/rohto/index.aspx