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国内化粧品業界初・自動製剤調合ロボットを導入

研究開発

国内化粧品業界初・自動製剤調合ロボットを導入 ~パーソナライズ化粧品の実現を視野に共同開発~

2020年6月16日

ロート製薬株式会社(本社:大阪市、代表取締役社長:杉本雅史)は、2020年3月に国内化粧品業界初・自動製剤調合ロボットを共同開発し導入いたしました。化粧水や日焼け止めなどの化粧品製剤開発において必要となる、種類豊富な原料の秤量・調合、品質・使用感に関わる粘度やpH値の測定などの評価を、全自動で行います。これによって、種類無限な原料と配合量の組み合わせの中から最適な処方にいち早く辿りつくことが可能となり、ニーズの変化や使用感の好みに合わせたパーソナライズ化粧品の可能性が広がります。
なお本ロボットは、スイスの開発機器メーカーCHEMSPEED TECHNOLOGIES社、エーエムアール社と共同開発いたしました。

※研究開発用の自動秤量・分注・調合可能ロボットをCHEMSPEED TECHNOLOGIES社、エーエムアール社と共同開発し導入

(写真左:液体原料の自動秤量装置、中央:粉体原料の自動秤量装置、右:粘度の自動測定評価装置)

導入の背景

当社はこれまでも化粧水や日焼け止めをはじめとしたスキンケア製品を、お客様の嗜好に合わせて開発しお届けしてまいりましたが、今後そのニーズはより一層多様化していくと考えております。高い製剤技術力とともに、より多くの原料・処方を評価し、最適な処方を開発することで、よりよい製品をお客様へお届けしてまいります。