「加齢皮膚」に特化した研究基金
『加齢皮膚医学研究基金:ロート賞』
第15回受賞者を発表いたします。
2021年8月31日
ロート製薬株式会社(大阪市、代表取締役社長:杉本雅史)が加齢皮膚医学研究会と共同で、2007年に設立した研究基金「加齢皮膚医学研究基金:ロート賞」の第15回受賞者が決定しましたので発表いたします。
「加齢皮膚医学研究基金:ロート賞」は、加齢皮膚医学に関する基礎的または臨床的調査・研究を広く奨励助成することを目的としています。著名な皮膚科医で構成された選考委員会において厳正かつ公正に審査し、すぐれた研究を行っている3名の研究者に賞状と研究費(1名1件50万円)を授与するものです。皮膚科学に関する助成や賞は数多くありますが、「加齢皮膚」に特化した賞は本賞のみです。
15回となる今回は、第17回加齢皮膚医学研究会(2021年8月21~22日、愛知県にて開催)において授賞式を開催いたしました。
第15回 加齢皮膚医学研究基金(ロート賞)受賞者
-
加齢による皮膚ケラチノサイトの遺伝的再構築
石田 雄大(いしだ よしひろ)氏
京都大学医学部附属病院 皮膚科 助教
-
オルガノイド技術を応用した露光部皮膚癌に対する免疫反応を評価するシステムの確立
猪爪 隆史(いのづめ たかし)氏
千葉大学大学院医学研究院皮膚科学 講師
-
メルケル細胞癌におけるグルコース 6 リン酸脱水素酵素(G6PD)阻害による免疫原性細胞死(ICD)の誘導と免疫療法の効果増強
中村 元樹(なかむら もとき)氏
名古屋市立大学大学院医学研究科 加齢・環境皮膚科学 講師
※五十音順