研究助成『ROHTO AWARD(ロート アワード)』第30回 受賞者が決定いたしました。

若手研究者の登竜門!! ~眼科研究の向上を目指して、ロート製薬から若手研究者に贈られます~ 研究助成『ROHTO AWARD(ロート アワード)』 第30回 受賞者が決定いたしました。

2025年4月21日

ロート製薬株式会社(本社:大阪市、代表取締役社長:杉本雅史)が若手眼科研究者を対象とする研究助成『ROHTO AWARD(ロート アワード)』の第30回受賞者が決定いたしました。第129回日本眼科学会総会(2025年4月17~20日、東京都)において受賞記念講演会を開催致しました。

『ROHTO AWARD(ロート アワード)』とは

概要

1995年ロート製薬によって設立。日本の眼科研究の発展・向上を目指して、日本の大学およびそれに準じる研究機関の若手眼科研究者を対象に贈られる賞です。著名な眼科医7名で構成された選考委員会の厳正かつ公正な審査により、すぐれた研究を行っている2名の研究者にプラーク(額)と副賞(1名1件300万円)を授与しています。純粋に研究を支援する賞として眼科研究者の間で評価が高く、数多くの受賞者が教授として学問に専心するなど、いまや若手研究者の登竜門と呼ばれる権威ある賞に発展しています。

特色

若手であることと同時に、基礎研究と臨床研究両方の業績を上げた研究者に贈られます。
専門領域のみに陥ることなく、手術や患者データにも精通し品性にもすぐれた、文字通り、眼科の将来を背負って立つ研究者にスポットを当てています。受賞を機に飛躍的に成長し、学問の世界をリードする人材を輩出しているのも、この賞の特色が生かされた大きな成果といえます。

第30回受賞者

  • 順天堂大学医学部附属浦安病院眼科 准教授

    大内 亜由美(おおうち あゆみ)

    「虚血と炎症をターゲットとした糖尿病網膜症のアンメットニーズに対する治療開発を目指した新規病態解明」
  • 九州大学医学部眼科 助教

    納富 昭司(のうとみ しょうじ)

    「網膜におけるリソソーム分解機構の役割:加齢黄斑変性の病態モデル創造へ」