ロート サイエンスキッズ 身近な疑問 海はプールよりも浮きやすいってほんと? 動画:海はプールよりも浮きやすいってほんと? お家で実験してみよう 準備するもの 水の量をはかるカップ(200mlのものが便利) ボール スプーン(塩を入れてかき混ぜるため) キッチンスケール(はかり) 150~250ml程度の水が入るコップ(同じものが4つあると便利) 水 食塩 野菜や果物(おすすめは、ミニトマト・ピーマン・みかん・リンゴ・じゃがいもなど) ※大きい野菜や果物はカットして使ってね! 実験方法 実験前の準備 水に浮かべる野菜や果物を保護者の方と一緒にえらびましょう。 実験 ボールに水をたっぷりと入れよう。 ※こぼれないように注意して! 家にある色々な野菜や果物をボールにはった水に浮かべてみよう。 ※浮くものと沈むものを確認して、実験ノートに記入しよう。 浮いたもの、沈んだものに分けて、すべて2つに切って断面を見てみよう。 ※断面を観察して、実験ノートに記入しよう。違いが何か考えてみよう。 水に沈んだ野菜や果物を、水約100ml入れたコップの中に塩を5g→10g→15g→20gと順に増やしていったときに、どこで浮くか確認してみよう。 コップがたくさんあれば、4つのコップに水100mLずつ入れ、それぞれ塩を5g・10g・15g・20g溶かして実験できるよ。 ※少量の塩水から順番に試してみよう。 どの野菜や果物が何gの塩で何が浮いたか実験ノートに記入しよう。 もっと試したい!もっと知りたい! 実験の応用例 海水の塩分濃度は約3.4%と言われているよ。水では浮かなくて、海水では浮く野菜や果物を探してみよう。 「死海」の塩分濃度は何%か調べてみよう。 また、「死海」の濃度分の食塩を水に溶かせるか試して、沈みやすい野菜や果物が浮くかどうか試してみよう。 野菜や果物の皮をむいたら『浮く/沈む』が変わるものがあるか試してみよう。 こんなふうに、他にも色々試してみてね。 今回は、この中から野菜や果物の皮をむいたら『浮く/沈む』変化があるかを確認する実験を紹介するね。 野菜や果物 皮をむいたら『浮く/沈む』変化があるものってある? 追加で用意するもの 皮のついた野菜や果物 ※みかんやバナナがおススメ。何種類か試してみよう 野菜や果物が入る容器(ボールやコップ) ※2個以上あると実験しやすいよ 実験方法 水を一定量入れた容器に皮のついたままの野菜や果物を入れよう。 【水に浮いた場合】野菜や果物の皮をむいて、水を【1】と同じ量入れた容器の中に入れて浮くか沈むか確認しよう。 皮をむいて水に沈んだ場合、容器の中に塩を順に増やしていって、どこで浮くかを確認しよう。 【水に沈んだ場合】水が入った容器の中に塩を順に増やしていって、どこで浮くか確認しよう。 野菜や果物の皮をむいて、水を【1】と同じ量入れた容器の中に入れて浮くか沈むか確認しよう。 【5】で沈んだ場合、容器の中に塩を増やしていって、どのぐらいで浮くかを確認しよう。【4】と入れた塩の量を比べてみよう 注意事項 実験に必要なものは、保護者の方と一緒に準備しましょう。 食塩が入った水は目に入らないように注意しよう。入ってしまったら、すぐにたくさんの水で洗い流しましょう。 野菜や果物はそれぞれ個性があるので、同じ種類の野菜、同じ重さの果物でも結果が変わることもあるよ。結果が違った場合、中身を切ってみたり、生で食べられるものは味も比べてみたりしながらなぜかを考えてみよう。 実験に使用した野菜や果物は、実験後にお塩を洗い流して食べることができるよ。ぜひこの機会に、苦手な野菜や果物も食べてみよう! メニューにもどる