個人と会社の共成長を目指す、ロート製薬の新・働き方宣言！

社員のウェルビーイングに焦点を当てた「新・働き方宣言」

代表取締役社長
杉本雅史

この度、さらなる社員一人ひとりのウェルビーイング向上を追求するべく、これまでの慣習や当たり前を見直し、『新たな働き方の創造』に挑戦します。
ウェルビーイング向上に欠かせない要素の一つに「働き方」が挙げられます。
一人ひとりが自身のウェルビーイングを向上するための働き方を実現するためには、時間などの限りあるリソースへの向き合い方はじめ、従来のやり方・考え方から脱却する必要があります。
日々進化するデジタル技術を徹底的に駆使しながら、一人ひとりが考え続け実行する「本質的な働き方の改革」に全社一体となって取り組んでまいります。
来年は創業125周年を迎えます。支えてくださる皆さまへの感謝の気持ちと共に、社外の皆さまとも連携させていただきながら、個人と企業の共成長を加速させていきます。

「個人と会社の共成長」を目指したこれまでの取り組み

当社は創業以来、社員一人ひとりに向き合い、社員一人ひとりが社会に貢献していくために、独自の施策を実施してきました。これまでの特徴的な取り組みの一部を紹介します。

一人ひとりが仕事への向き合い方を数値化し振り返る「Well-beingポイント」（2022年4月より）

社員が仕事を通して社会に役立ち貢献することができている「働きがい」に向き合うことを目的として、半期ごとに振り返る取り組みを2022年4月より開始しました。働きがいを感じる要因は個人によって多様であるため、「WBP」も自己評価となり、継続的な変化を見ています。振り返る機会を全社員で設けることによって、社員が自分自身でモチベーションの変化に影響する要素を認識し、周囲の仲間とともに高めていくことを狙いとしています。

自律型人材への成長を促す新人事制度「ROHTO WAY2020」（2022年10月より）

業務スキルだけでなく、より社会へ貢献できる人として成長し続けることを目的とし、従来の制度を改定しました。社員の生活の安心安定をベースに、個人の成長をより一層促すため、年収水準を引き上げることを基本とした設計としています。本制度は、社員一人ひとりが自律･成長した働き方を後押しするものであり、これによって会社も成長をしていく「個人と会社の共成長」の実現を目指しています。

一人ひとりが自らの可能性を広げる「社外チャレンジワーク（複業）」・「社内ダブルジョブ（兼務）」（2016年4月より）

有志社員の発案をもとに、2016年4月より多様な働き方の一つとしてスタートしています。「社外チャレンジワーク（複業）」では会社の枠を超えた働き方を通じて、社内では得難い経験を重ね、自身の成長につなげることで本業にも還元すること、「社内ダブルジョブ（兼務）」では、自ら手を挙げ、就業時間の中で部門の枠を超えて、他部署でも働くことで、社員一人ひとりの新たな可能性を引き出すことを目的としています。社内外でのマルチジョブを推進することで、さまざま働き方で社会に貢献できる人財輩出を目指しています。

起業家マインドを持つ社内起業家支援プロジェクト「明日ニハ」（2020年4月より）

事業を起こすという経験を通じて自律・自走する人が育つという考えのもと、社会課題に向き合い“個”の想いとアイデアをもとに起業する社員のサポートを行っています。社員は通常業務を行いながら起業し、マルチジョブを実践しています。社内クラウドファンディングと当社がマッチアップし活動資金として出資、7社の会社が設立されています。（2023年5月時点）現在は3期生として3件のプロジェクトが進行しており、合同会社の設立に至りました。

• 合同会社こども偏食少食ネットワーク協会

  会社概要：乳幼児の偏食少食に対する医療ネットワーク支援

  代表社員：田島由佳

  登記日：2023年5月10日

• 親子Smile合同会社

  会社概要：親子向けの玩具・食品等の企画製造販売、イベント企画等

  代表社員：藤田幸恵

  登記日：2023年5月10日

• 合同会社Safun

  会社概要：石垣島で廃棄される動物油脂を有効活用した石鹸製造販売及び油脂原料の販売

  代表社員：森岡一輝

  登記日：2023年6月2日

6月10日は健康宣言日「ロートの日」

「薬に頼らず健康寿命を伸ばす」という大きな目標を達成するために、当社が健康へのチャレンジを皆様に宣言する「健康宣言日」として2017年に制定しました。この日がきっかけとなり、お客様に自身の健康を見直し、次の1年への新たな目標を掲げていただく日にしてほしいという思いも込めています。日付けは、社名である「ロート（610）」にちなんで制定しました。