ロート製薬としてアフリカ大陸で初の目薬上市
エチオピアにて、充血や目の乾きに効能があるROHTO ICE発売開始
紫外線への効果が実証されている硫酸亜鉛水和物を配合
2019年9月19日
ロート製薬株式会社(本社:大阪市、社長:杉本雅史)は2019年9月19日にROHTO ICEをエチオピアにて発売を開始致します。ロート製薬としてアフリカ大陸で初の目薬上市となり、アフリカで多くの人を悩ませている眼病の予防・治療の浸透を目指します。エチオピアはアフリカ各国の中でも、日積紫外線量の平均値が高いエリアとされており、ROHTO
ICEには紫外線による目の不快症状に効果がある硫酸亜鉛水和物を配合しています。今後はエチオピア以外のアフリカの国々でも目薬販売を目指して、眼病予防を目的とした目薬習慣の啓発活動にも努めて参ります。
商品情報と写真
商品名 |
ROHTO ICE |
分類 |
EYE DROP |
内容量 |
13ml |
価格 |
オープン価格 |
これまでのアフリカにおけるロート製薬の活動例
NPO法人タンザニア眼科支援チームにロート製眼内レンズを無償提供
1996年に設立されたロート・インドネシア社は、アセアン地域で初めて、白内障手術用の眼内レンズ(IOL)の製造販売をスタートしました。地域の眼科医に眼内レンズの品質を理解してもらう難しさなどの課題を乗り越え、今ではインドネシアを含む11ヵ国で販売をしています。白内障による失明を減らすことができる眼内レンズは、社会貢献にもつながる大切な事業です。現在、NPO法人タンザニア眼科支援チーム※に眼内レンズの無償提供(2019年度は35セットの眼内レンズを無償提供)を実施するなど、「見ること」へのサポートを積極的に展開しています。
※NPO法人タンザニア眼科支援チームとは
山崎眼科の山崎俊理事長により、眼科医が少なく、資金不足などから十分な治療が行えない状況であるタンザニアで、2007年の国立ムヒンビリ大学病院で眼科支援活動を開始した活動。白内障手術の技術指導や不足している機器、薬剤などの提供とこれらの管理指導、タンザニア眼科医の日本での研修などを通して現地の眼科医療の発展を支援している団体。
これまでのアジアにおけるロート製薬の活動例
アジアを中心に世界中で愛される目薬ブランドを確立
ロート製薬は、日本を含めて25ヵ国で180種類の目薬を販売。1983年の香港を皮切りに、中国、台湾、マレーシア、ベトナム、インドネシア、タイ、韓国に現地法人を設立し、アジアのアイケア市場を牽引。日本でおなじみの目薬「新V・ロート」は、ロート製薬のフラッグシップブランドとして浸透しています。また、販売だけでなく、アイケアの啓発活動も推進しています。今後も、適切な眼科医療を受けにくい世界中の人々のために、「お金」ではなく「必要な製品」、「必要な知識」、「必要な労働力」を提供し、社会貢献に努めていきます。
ベトナムでの目薬習慣の啓発活動
誰も知らない、"疲れ目に目薬"の習慣。だからこそ、定着させる意義がある
ベトナム進出当初、「目薬は、目に疾患がある時に利用するもの」というイメージが強く、普段使いする習慣はありませんでした。そこで学校にて無料眼科検診を実施するなど、目の大切さを訴える啓発活動を実施しながら、疲れ目に目薬を点すという新習慣を広めています。2006年からは、お客様の声を直接聞く「カスタマーギャザリング」を毎週末に実施し、現在も継続。活動内容は、新しい製品開発に活かされています。
- 「NEVER SAY NEVER」は、ロート製薬株式会社の登録商標(登録第5838870号)です。