在宅中心者は一日のデジタル機器使用時間が約11.4時間!約80%の人が目の悩みを感じている

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在宅中心者は一日のデジタル機器使用時間が約11.4時間※1 約80%の人が目の悩みを感じている 目の悩みの解消により充実度が高まる

2021年10月6日

ロート製薬株式会社(本社:大阪市、社長:杉本雅史)は、10月10日の「目の愛護デー」に、今年から創設される「デジタルの日」も踏まえ、全国の18歳~64歳の男女を対象に、直近の目の悩みやアイケアに対する意識調査「アイケアに関するアンケート」を実施しました。近年、新型コロナウイルス感染症などによる生活様式の変化もあり、デジタル機器はより生活になくてはならないものになっています。そのなかで約80%の方が目の悩みを感じており、仕事や学習を在宅中心で行う人のデジタル機器使用時間は約11.4時間※1にも及ぶことが分かりました。また、様々な体の悩みの中でも「目の悩み」が解消されると充実度(身体も心もイキイキとし、さまざまなライフステージにおいて笑顔あふれる幸せな毎日を過ごすこと)が高まることが示唆されました。当社は今後もその時代の人々の目の悩みに寄り添う商品開発を続け、アイケアでのWell-beingに貢献してまいります。

※1:平日におけるデジタル機器使用の平均時間

調査のポイント

  • 約80%の人は目の悩みを一つ以上感じ、そのうち約65%は「生活に影響がある」と回答
  • 「方法が分からない」などの理由で、症状への対処ができている人は約半数以下!
  • 在宅中心者のデジタル機器の使用平均時間は約半日!悩みの有無関係なくアイケアの意識が高まる
  • 身体のさまざまな悩みにて、解消されたら充実度が高まると感じるのは「目の悩み」がトップ

約80%の人は目の悩みを一つ以上感じ、そのうち約65%は「生活に影響がある」と回答

77.5%の人は「疲れ」「かすみ」「かわき」など、何かしらの目の悩みを感じていることが分かりました(図1)。悩みを感じ始めた時期は2年以内と回答する方が多く(44.2%)、新型コロナウイルス感染症での生活様式の変化が影響していると推測されます(図2)。それぞれの悩みで「生活に影響がある」と回答した人は65%にものぼりました(図3)。

さらに目の悩みを抱えていると、「集中力(70.7%)」「注意力(68%)」「モチベーション(62.4%)」などの一人ひとりのパフォーマンスにも影響があるとも分かりました。

「方法が分からない」などの理由で、症状への対処ができている人は約半数以下!

それぞれの悩みに対する対処の有無と意向を尋ねたところ、どの悩みでも対処をしている人の割合は過半数には満たない状況でした。

「方法が分からないから」、「対処するほどでもないと思っているから」などの理由がどの悩みにおいても上位となり、対処意向へ影響していることが分かります。

一方すでに対処をしている方は、「手軽だから」「効果があるから」などの理由で「目薬を点す」「目を休ませる」「目元をマッサージする」などの方法を選択していることも分かりました。

在宅中心者のデジタル機器の使用平均時間は約半日!悩みの有無関係なくアイケアの意識が高まる

現在、出社や通学をせず、在宅中心での勤務や学習をしている人は14.1%であることが分かりました。

平日における、パソコンやスマートフォンなどのデジタル機器の使用時間の平均は約8.8時間でしたが、出社・通学中心者では約8.1時間、在宅中心者では約11.4時間となりました。勤務・学習状態によって約3時間の差となりましたが、在宅中心者は一日のうち約半日はデジタル機器を使用していることが分かりました。

なお、目の悩みで生活に影響がない場合でも、出社・通学中心者と比較し、在宅中心者でアイケアの必要性を感じている人の割合が約12%上昇しました。生活スタイルによって、アイケアの意識の有無が変わることが推測されます。

身体のさまざまな悩みにて、解消されたら充実度が高まると感じるのは「目の悩み」がトップ

現在の充実度を伺ったところ、全体平均は約61点となりました。さらに、感じている身体の悩みそれぞれが解消された場合に「上昇する」と回答をした人は下記の通りとなりました。上昇率が一番高かったのは「目の悩み(79.9%)」となり、悩みと充実度合いの相関性を見ることができました。

この調査を踏まえた当社の想い

日常生活においてデジタル機器はより豊かに暮らす一つの手段として、必要不可欠な存在になっていますが、その影響や向き合い方を考える方も増えてきています。当社はこれまでも研究や情報、目薬、食品などの商品を通じて「見る」ことへのサポートをしてきました。しかし、今回の調査結果から、お客様のなかには、さまざまな症状や対処の仕方での悩みを感じていらっしゃることもあり、今後もより適切な形で目の健康について考え、行動していただけるきっかけをご提供していく必要があると考えています。今後もさまざまな面から取り組みを行いながら、生活の変化に対応しつつ、一人ひとりの「見る」をサポートしていきます。

当社にて行う「見る」のサポート

1909年の「ロート目薬」発売以降、私たちは100年以上、時代に合わせてお客様の目の悩みにお応えしています。一部をご紹介します。

学校現場において、目の健康を学ぶ「ロートアイケアプログラム」

子供たちとパソコンなどのデジタル機器がより身近になっています。さらに政府のGIGAスクール構想において、教育現場における活用も開始しています。目の健康を考える当社だからこそ、教育現場でも活用いただける教材を用意しました。

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小売業の取引先と共に海外での眼科支援活動をサポート「ソーシャルパートナー」

2016年より「ソーシャルパートナー」として、小売業の取引先と共に目薬の売上の一部を当社が同額マッチングし、国際眼科支援活動を行う団体へ寄付を行っています。

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海外での無償の「白内障手術の実施」「眼内レンズの製造」

白内障は世界の失明原因第1位。世界的にみると特に発展途上国では、貧困だけでなく、医療従事者や設備不足により適切な検診や診断がされていないことや、手術技術が低い為、治療が出来ないという理由で多くの人々が白内障で視力を失っている現状があります。

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調査概要

  • 調査名:アイケアに関するアンケート
  • 期間:2021年8月27日~8月29日
  • 対象:全国18~64歳の男女
  • 方法:インターネット調査