当社グループは、DE&Iを多様性の確保にとどまらず、多様な個の力を活かし、新たな発想や挑戦、共創を生み出す組織能力の源泉と捉えています。社員一人ひとりがダイバーシティの重要性を理解し、多様な人財が活躍できる企業風土を醸成するとともに、心理的安全性の高い職場づくりを進めます。また、人種、民族、年齢、宗教、信条、性別、国籍、社会的身分、障がいの有無、性的指向、ジェンダーアイデンティティ、身体的特徴、疾病の有無などを理由とする差別やハラスメントを容認せず、多様性を尊重した人財の採用・育成・登用を積極的に推進します。
※重点課題
- 女性活躍推進、障がい者雇用、グローバル、シニア人財の活躍推進
- LGBTQ+への取組み、多様な働き方の推進
女性活躍推進
性別にかかわらず、一人ひとりが能力や個性を発揮し、活躍できる環境づくりを進めています。特に、意思決定層における多様性を高めるため、女性の育成・登用やキャリア形成を支援し、女性管理職比率の向上に取り組んでいます。また、育児休業の取得・復帰を支えるとともに、婦人科検診の無料化や介護休暇など、ライフステージに応じた制度を整備し、仕事と生活の両立を支援しています。当社のマザー工場である上野テクノセンター(三重県伊賀市)には従業員向け保育施設を設置し、安心して働き続けられる環境を整えています。
女性管理職比率の推移
グローバル人財
国・地域や文化、専門性の異なる多様な人財が、それぞれの強みを活かしながら活躍できる環境づくりを進めています。当社グループの連結従業員9,292人のうち、約68%が日本以外の地域で働いています。(2026年3月時点)日本を含む各国・地域の従業員が、現地の生活者の価値観や生活習慣、嗜好を理解し、地域に根ざした製品・サービスの提供につなげています。さらに、国・地域を越えた日常的な協働やグループ間の連携を通じて、互いの知見や専門性を活かし、シナジーと新たな価値を生み出しています。
LGBTQ+への取り組み
当社は従業員の多様性を認識し、互いに尊重することでWell-beingを感じられる風土を推進するため、2022年1月に「同性パートナー登録制度」を導入しました。同性パートナーは特別休暇、育児休業規則、介護休業規則、慶弔慰金規則の適用、および保養所の利用が認められ、社内独自の遺族補償を受ける際にも同性パートナーを指定することが可能です。2024年9月には、「性的指向と性自認の多様性に関する行動ガイドライン」を策定し、すべての役員および従業員に向けて発信しました。さらに、一般社団法人work with Prideが策定した職場におけるLGBTQ+への取り組みの評価指標「PRIDE指標2025」においてシルバー認定を取得しました。
また、全従業員を対象にコンプライアンスに関する動画研修や事例・事件紹介などを社内イントラネットで公開しています。さらに、採用および人事関連部門の担当者を対象にLGBTQ+やSOGIへの理解を促進するための外部研修の受講を推奨しています。今後もLGBTQ+を含むすべての人が活躍できる職場環境の整備や制度の検討を進め、従業員の啓発活動にも積極的に取り組んでいきます。
レインボーハート付きロゴのデザインについて
ハートで広がる共感と尊重。コーポレートスローガン「ロートは、ハートだ。」に基づき、ハートをモチーフにしたデザインでLGBTQ+コミュニティへのサポートと包括的な姿勢を視覚的に表現しています。ハートが象徴する温かさと力強さは、企業の使命感や思いやりの精神を体現し、LGBTQ+の多様性を受け入れ、共感と尊重をもって進む姿勢を示しています。
障がい者雇用
障がいの有無にかかわらず、すべての社員が個々の能力を最大限に発揮できる環境づくりを推進しています。特性に応じたサテライトオフィスの活用による雇用機会の創出や、個人の成長を重視した職域拡大を進めています。また、インクルーシブな取り組みに関する社内発信を通じて、社員一人ひとりの心理的安全性を高める企業風土の醸成にも力を入れています。