リスクマネジメントの考え方
当社は、「世界の人々に商品やサービスを通じて『健康』をお届けすること」をパーパス(存在意義)としており、価値創出には、当社の事業活動として商品・サービスを安全かつ安定的に供給することが求められています。また同時に、環境への配慮やサステナビリティに関する企業への社会的要請も高まってきています。当社では、リスクを管理し、適切なリスクコントロールを行うことにより、経営の健全性維持と安定的な収益性、成長性の確保を図り、ステークホルダーの安全、健康、利益を守るとともに、企業としての社会的責任を果たします。
リスクマネジメント体制
リスク管理については、各部門が、業務の遂行に際して、または関連して発生しそうなリスクを想定して適切な予防策を打ち、万一リスクが発現した場合には、関連部門の支援を得ながら適切に対処することを基本としています。不測の事態が発生した場合には危機管理委員会を設置し、顧問弁護士等を含む外部のアドバイザーの意見等を聴きながら、迅速に対応し、損害及びその拡大を防止する体制を整えております。潜在的リスク発現に対する予防策については、倫理・法令遵守に関するものも含め、取締役会の諮問委員会である「コンプライアンス委員会」が全社的なコンプライアンスリスクに対する計画の立案・推進を統括します。
情報セキュリティ
2015年より情報セキュリティ管理委員会を設置し、お客様・株主・従業員の個人情報の保護、サイバーセキュリティに関する課題の取り組みや強化を行っています。
事業活動を正常かつ円滑に行う上で、情報セキュリティの確保は重要課題のひとつであると考え、情報セキュリティ基本方針を策定しました。
また、管理規程を定期的に見直すことで、適切に管理をしています。
全社員を対象に、e-ラーニングを用いた教育を毎年定期的に実施し、情報セキュリティ意識の向上に努めています。