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従業員エンゲージメント

働きやすい風土の醸成

また、働く上での心理的安全性が保たれるような社内風土も重要視しています。風土の醸成は一朝一夕にはなりません。従業員が能力を発揮できるような土台づくりを大切にします。

働きやすさをつくる

さんづけ、ロートネーム

当社では、全社員が仕事の大切なパートナーであり公平な立場であることを尊重し、役職 ではなく名前で呼び合えるように1994年に「さん」づけが始まりました。その後、「ロートネーム」という社内ニックネームで呼び合い、さらにコミュニケーションを活発にする取り組みを開始。ロートネームは、社員証や社内報など、いろいろなシーンで使われています。

39アルコ

社員同士がお互いに感謝の気持ちを伝え合い、賞賛や承認の文化を根付かせるため 「39(サンキュー)アルコ」を実施しています。「アルコ」とは、健康的な生活習慣の実施状況 に応じてもらえる社内通貨(アルココイン)が貯まる仕組みですが、アルココインは感謝の気持ちを伝え合うことでも貯まります。部門を超えて、感謝の輪を自然と広げることにつながっています。

自発的な活動を応援

ARKプロジェクト

社員が自発的に立候補して参加するARK「明日のロートを考える」プロジェクトを2003年 から実施しています。若手からベテラン社員まで幅広く参画し、環境・社会貢献・人事・健康経 営などの重要テーマに向き合い、実現しています。社外チャレンジワーク(複業)や社内ダブルジョブ(兼務)などもこのプロジェクトで着想し、実装されました。

社内コネクトを促進

社内情報発信

紙媒体での社内報「清流」と、Web社内報「SHI-ROHTO+」を通じて、新たな社内の取り組み、経営幹部からのメッセージ、社員の素顔など、その時々の最新トピックスを伝えています。「清流」はロートに流れるフィロソフィーや受け継いでいきたい思いを、「SHIROHTO+」は最新のニュースをタイムリーに伝え、社員同士のコミュニケーションを助け新しい価値を生み出しています。また、YouTube動画を活用して人にフォーカスした情報を発信するR-studioなど新しい情報発信の取り組みも始まっています。

全社イベント

全社員が参加する「大運動会」や、ウォーキングイベント「とこチャレ」などを通じて、社員同士のつながりと健康づくりを行っています。「大運動会」は有志のプロジェクトメンバーが企画・運営し、事前にチーム分けされた参加者は、チームごとに競技の練習をするなどして、当日まで準備します。この一連の流れを通じて、社員の交流を図り、楽しみながらチームワークを醸成する取り組みとしています。

一人ひとりのWell-beingを向上

会社と従業員が共に成長していけるよう、ロート製薬では、従業員が会社の目指す姿を理解・共感し、やりがいを感じながら意欲的に仕事に打ち込めるように努めています。
2021年より、社員一人ひとりが、「今」どのような状態で日々仕事と向き合っているのか、5項目について1~10ポイントで自己評価する「Well-beingポイント」のアンケートを行っています。2022年10月の平均は6.74ポイントでした。自分自身のWell-beingについて見つめなおし、さらに チーム内でディスカッションすることによって気づきを得ながら、チーム全体でよりよい状態を目指していきます。 マネジメント側では現在地を見える化し、その背景にある事象や理由に目を向けて対話をすることで、より強固な組織づくりに役立てることが目的となります。Well-beingな社会を目指すために、その担い手である社員のWell-beingを高める経営を実践してまいります。

Well-beingの振り返り(Well-beingポイント)

  1. 私は仕事を通じて社会に役立ち、貢献することができている
  2. 私は楽しく仕事に取り組み、生活を豊かにすることができている
  3. 私は仕事を通じて成長した実感が持てている
  4. 私は将来目指す目標があり、今後のキャリア形成に期待を持っている
  5. 私はチームの一員としてチームワークに貢献できている